疲れた体に梅干しが効く!「機能性食品」に梅干しが仲間入り? 画像(1/3) 「機能性表示食品」への認定要望が出された梅干し。

2017年9月6日、「梅干しを機能性表示食品に認定してほしい」という要望が、自民党本部と消費者庁に提出されました。

要望を送ったのは、「県議会農林振興委議員連盟うめ対策部会」に所属する坂本登部会長。機能性表示食品の認定基準に「塩分などに含まれるナトリウムを摂取しすぎない」ことがあるのですが、同氏は「しっかりと摂取量を守った梅干しなら、一日の食塩摂取量をオーバーしない」と主張しています。

この梅干しをめぐる動きから、「機能性表示食品」や梅干しの健康増進効果について見ていきましょう。

 

「トクホ」と「機能性食品」の違いは?

「機能性表示食品」とは、「特定保健用食品(トクホ)」と似ているように見えますが、両者には明確な違いがあります。

「トクホ」は、健康の維持増進に役立つ効果があると、科学的に認められた商品です。消費者庁長官が許可を出すことで、初めてパッケージに「トクホ」と表示できます。一例を挙げると、「コレステロールの吸収を抑える飲み物」などがトクホ商品です。

「機能性表示食品」は、科学的に健康維持効果が認められていることを、商品を製造する事業者が保証しているものです。消費者庁長官が商品の生産体制をそれぞれ審査・認可しているわけではありませんが、事業者側が生産体制や製造環境、そして商品の健康被害などについて情報を集め、消費者庁に届け出る必要があります。商品の品質を「国が保証するか、事業者が保証するか」が「トクホ」との大きな違いと言えます。


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今回の要望にあたってとくにプッシュされたのは、梅干しが含む「クエン酸」です。クエン酸には、疲労を改善する効果があると言われています。「ナトリウムの過剰摂取」という問題さえクリアされれば、機能性表示食品に認定してもらえそうですね。適量の塩分を取りつつ、日頃の疲れを癒やしてくれる梅干しが、「健康食」の仲間入りをする日も近いのかもしれません。

 

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食欲が出ない時でもさっぱり飲めて栄養豊富。


疲れた体に梅干しが効く!「機能性食品」に梅干しが仲間入り? 画像(6/3) 【関連レシピ】豆腐の梅コンソメスープ

<材料(4人分)>

絹ごし豆腐…1丁

チンゲンサイ…1株

梅干し…3-4個

固形スープの素…2個

塩、こしょう

<作り方>

1.豆腐は横半分に切ってから1.5cm幅に食べやすく切る。チンゲンサイは縦半分に切り、横に3等分する。

2.鍋に湯4カップと固形スープの素をくだいて加え、強火にかける。煮立ったら種を除いた梅干しをちぎって加え、豆腐も加える。

3.チンゲンサイを茎から順に加え、火が通ったら塩、こしょう各少々で調味する。