女の悩みにズバリ回答!「料理が苦手。どうすれば!?」

#くらし   
7歳の娘がいるのに、料理が苦手で、あまり興味がない…


夫、しゅうとめ、親族、人間関係、仕事……。女の悩みはいくつになっても尽きません。だからこそ、一人で抱え込まないで誰かに相談してみませんか。今回は3人家族ながら「料理が苦手」と悩むママに、エッセイストの高山 真さんがアドバイスしてくれました。

 

【お悩み】


料理が苦手というか、あまり興味がありません。7歳の娘と夫と3人暮らし。結婚して8年、自分なりに試行錯誤して毎日の献立を考え作るのですが、夫は見た目であまり食べたくないと思うと、一口も箸をつけず残します。それでよけい毎日の料理がおっくうになります。お手伝いしたい年頃の娘とたまに一緒に野菜を切ったりしますが、なかなか進まないため、早く料理を終わらせたい私の気持ちが勝り楽しくできません。これからも続く毎日の料理とうまくつきあう方法はありませんか?(愛知県 みま 38歳)

 

【高山さんの回答】


私ならダンナが箸をつけた料理しか作らなくなるわね。「献立を考える手間が省けて超ラッキー」みたいな。うふふ。

私は中学2年の終わりに母を亡くし、大学に受かって上京するまでの4年間、家事を引き受けていました。献立を考えるのが面倒なの、分かります。父は古い男で、私の料理に「おいしい」なんていわなかったし。そんな経験があるから、私は「主婦は料理が大好きであるべき」なんて思いません。「家族のために外で働く人は、仕事が大好きであるべき」なんて思わないのと同じです。私は「主婦」時代、自分流の、小さくても確かな楽しみ、やりがいを探すことを心がけていました。「これだけ時間短縮できた!」とか「〇〇円でこれだけ作れたわ♪」とかね。『レタスクラブ』のレシピも、強い味方になってくれるはずよ!

好きなことだけやっていける人生なんて、ない。だからこそ私は、「好きじゃないことを、家族のために続ける」人を尊敬しているの。あなたは偉い! もっと自分を評価してあげてね。心からそう願っています。娘さんは遠からず、友達とのおしゃべりとか、自分の進路を考える時間とか、恋やおしゃれのほうが大切になります。それも大人になるために必ず通る道。その変化が訪れるまでの短い時間を、一緒に味わうつもりで楽しんでください。

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Information

回答者:高山 真さん
たかやままこと/エッセイスト。鋭くも温かい目線で、文芸誌から女性誌まで幅広く執筆する”知的ゲイ”。最新刊『恋愛がらみ。』(小学館)も好評発売中。

イラスト=伊藤和人


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