ホロホロとした肉厚の身が美味!アラスカ出身の夫も喜ぶ本場の味・アラスカ産天然銀だらレシピ

PR

こんにちは、イラストレーターのざわじまれなです。
夫は北アメリカ大陸の北西端にある、アラスカ州出身。
アメリカのラストフロンティアといわれる大自然が広がる州です。

道路を横切るムース


アラスカは、大自然の恵みが詰まった天然シーフードの宝庫!
その魅力を伝えていきます。

今回のテーマは「銀だら」です。

銀だらは「たら」という名前がついていますが、じつは「たら」ではありません。魚の分類上はホッケやアイナメの仲間なのですが、見た目が「たら」に似ていて、銀色に近い体の色をしていたことから「銀だら」と呼ばれるようになったそうです。

銀だら


一般的に銀だらは秋から冬にかけて旬を迎えますが、アラスカでは春漁もあり、銀だらの脂のりやおいしさに変わりはありません。3月から秋まで操業されるアラスカの銀だら漁は、漁獲後すぐに適切に処理して急速凍結されるため、鮮度を保ったまま輸出されます。漁獲量も安定していて、一年を通して手に入れることができる魚として親しまれているんです。

かつてはそのほとんどが日本で消費されていたアラスカ産銀だらですが、最近では日本以外のマーケットでも、高級シーフードとして、特に大きなサイズの銀だらの需要が高まっています。アメリカの某有名レストランでは、「Black Cod Miso(銀だらの西京味噌漬け風のメニュー)」が一皿$46(日本円で約6,700円!)で提供されているとの情報も…!

アラスカ州は他の地域に比べて水温が低いこともあり、アラスカ産の銀だらは脂のりがいいのが特徴とされています。
そして天然のアラスカ産銀だらには、脳や心臓の健康維持に効果的なDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、その含有量はアラスカで商業的に漁獲されるシーフードの中でも最も多いのだそう。

食べ方としては、日本では西京焼きや煮付けで食べられるのが一般的ですが、アラスカではオーブンで焼いたものを米や野菜と一緒に食べることが多いようです。

日本では西京焼きや煮付けで食べられるのが一般的


さらにアラスカ産の銀だらは、その漁獲方法も評価されています。一般的に深海の魚を漁獲する場合、大きな網を海底まで入れ、船を移動させながら引きずる「底引き網漁」という漁法がありますが、
アラスカでは、銀だらを漁獲する際に「延縄漁法」という方法が広く採用されています。

エサをつけたつり針をロープでつなげて海底に沈める


この方法だと、一匹ずつ丁寧に釣り上げるため、魚へのストレスを軽減でき、銀だらのやわらかい身も傷つけずに漁獲することができるんですね。
その品質の高さから、アラスカ産銀だらは贈答用のお魚として、西京漬けや粕漬け等に加工されることも多いようです。

今回はそんなアラスカ産の銀だらを使用した、夫のお母さん直伝のおすすめレシピを紹介します!

アラスカでは「ハリバットオリンピア」といって、ハリバット(カレイの仲間であるオヒョウ)を使ってつくることが多いレシピですが、他の白身魚でも作れる人気のレシピなので、今回は銀だら用にアレンジ!また、本来アラスカの家庭ではこの2~3倍の分量で作るものを、日本の家庭でも作りやすい量になっています。


ちなみにハリバットとは、形状はヒラメに似ていますが、サイズは1mを超える大型の魚です。最大で3mほどになることも!肉厚でふわふわな身質の白身魚で、アラスカではレストランや家庭でも人気のお魚なのですが、日本ではなかなかお目にかかることはできません…。

私はアラスカに行った際にこの大型魚・ハリバット釣りに挑戦し、見事釣り上げることができました!でも…

大漁!!


あまりの大きさと重さに、翌日全身筋肉痛になって動けなくなりました…。

起き上がれない~!!


■「ハリバットオリンピア・銀だらアレンジ」の作り方


【材料(3~4人分)】 ※22cm×22cm程度の耐熱容器
アラスカ産銀だら…400~500g(4~5切れ)
玉ねぎ(薄切り)…1個
バター…40g(15g+25g)
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2

(A)
サワークリーム…90ml(100g)
マヨネーズ…80g
にんにく(すりおろし)…少々
レモン汁…1/2個分

パルメザンチーズ…30g(20g+10g)
パン粉…50~60g

オリーブオイル
塩、こしょう
レモン

■作り方
1. キッチンペーパーでアラスカ産銀だらの水気をふき取る。耐熱容器にオリーブオイルを少量ぬる。オーブンを190℃に予熱する。
※お好みで銀だらの骨と皮を取り除いてください

2. フライパンでオリーブオイル大さじ1とバター15gを熱し、玉ねぎを加えて全体に油が回るように炒める。塩少々を加えて、さらに黄金色になるまでしっかり炒め、耐熱容器に広げて入れる。

茶色になるまでしっかり炒めるのがポイント


3. 2に1で準備した銀だらをのせ、パルメザンチーズ20gと(A)を混ぜ合わせたものを全体に回しかける。

上からソースをたっぷりかける


4. 残りのパルメザンチーズ10gとパン粉を混ぜ、上から敷き詰めるようにのせる。

5.バター25gを溶かし、オリーブオイル大さじ1、にんにくすりおろし少々、塩とこしょうを混ぜて、4の上にかける。

お母さんのレシピを信じて!


5. アルミホイルをかぶせ、190℃のオーブンで25分程焼き、アルミホイルを取ってさらに10分程焼いて、焼き目をつける。
※焼き目がつくまで様子を見ながら焼いてください

6. 串切りにしたレモンを添えて、お好みで絞りかけていただく。

できた~!!


途中大量のソースに少し不安を感じましたが、ほろほろで肉厚の銀だらと、さくさくのパン粉やサワークリームの効いたちょっと酸味のあるソースの相性がよく、おいしかったです!
底に敷いた玉ねぎの甘みや、絞ったレモンもいいアクセントになっていました。

ホロホロの銀だらがおいしい~!!


ハリバットを釣り上げた時もお母さんがつくってくれた、アラスカ版「おふくろの味」です。

以上、アラスカの海の恵みを味わえる銀だらレシピを、
みなさんもぜひ試してみてください!

作=ざわじまれな
調理協力=好美絵美
【レタスクラブ/PR】

この記事に共感したら

ざわじまれな

ざわじまれな
新卒で入社した会社を1年で辞めアラスカへ。その後東北の村での教員経験を経て上京し、イラストレーターになる。アラスカ出身の夫との日常を、Instagramを中心に発信している。著書『アラスカワイルドファミリー』(KADOKAWA) もっと見る

Information

※アラスカ産銀だらは、全国のスーパー等で購入できます。

▼アラスカシーフードについての詳細はこちら!
アラスカシーフードマーケティング協会
Instagram:@alaskaseafoodjapan

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント応募

新規会員登録する

読みものランキング

読みものランキングをもっと見る

レシピランキング

レシピランキングをもっと見る

レタスクラブ最新号

レタスクラブ最新号詳細