とりむね肉が「キウイの力」でやわらかく!? ニュージーランドの本場キウイレシピを作ってみた

私たちの食卓でもおなじみのキウイ。そのまま食べることがほとんどですが、じつは普段のお料理にも使える優秀な食材なんです!

今回私たちはキウイの生産地・ニュージーランドで本場のキウイの食べ方を取材。ニュージーランドの有名な料理研究家であるMichael Van de Elzenさんに教わったキウイのお料理アイデアをご紹介します。

【画像】とりむね肉×キウイ!? 本場ニュージーランドのキウイレシピを見る


こちらがMichael Van de Elzenさんにふるまっていただいた『ラム肉とサンゴールドキウイ・シャルムーラソースのミニキャロット添え』。カレー粉、ミント、パクチーが使われていて、複雑で深みのあるエスニックなお味がとても美味しかったです!


この美味しさを家でも堪能したい! そこでMichael Van de Elzenさんのレシピをもとに、手軽に買えるとりむね肉を使って、おうちで再現してみました。

『とりむね肉とキウイのシャルムーラソース』の作り方

【材料(2人分)】

とりむね肉…1枚(300~400g)

(シャルムーラソース)
サンゴールドキウイ…1/2個
玉ねぎ(粗みじん切り)…1/4個
にんにく(つぶす)…1/2個
カレー粉…大さじ1/2
パクチーの葉(ざく切り)…1株(約5g)
ミントの葉…少量
レモン汁…大さじ1
塩…小さじ1

(ミントドレッシング)
水切りヨーグルト(※)…大さじ2
ミントの葉(みじん切り)…大さじ1/2
はちみつ…小さじ1/2
塩・こしょう…少々
オリーブオイル…大さじ1
パクチー(飾り用)…適量
※ギリシャヨーグルトで代用可

パクチー(飾り用)…適量
プチトマト…3個

【作り方】

1.シャルムーラソースを作る
キウイの皮をむいて、シャルムーラソースの材料すべてと合わせ、ミキサーで滑らかになるまで混ぜる

2.とりむね肉の両面に切りこみを入れ、1のソースに常温で30分以上漬け込む。一晩漬け込む場合は冷蔵庫に入れる。漬ける時間は長いほど良い

3.フライパンで大さじ1の油を中火で熱し、2のとりむね肉をソースを軽くふき取ってから皮目を下にして入れる。蓋をして弱めの中火で3~5分焼く(皮目に焼き目がついていなければ追加で1分程度強火で焼く)。

4.裏返して弱火にし、さらに3~4分焼く。火を止め、フライパンで蓋をしたまま5分程放置(この間に5をつくる)

5.ミントドレッシングの材料をすべて合わせ、塩・こしょうで味を整える

6.フライパンから肉を取り出しスライスして皿に盛り、プチトマトと5、パクチーの葉を添える

いざ実食!おもてなし料理におすすめの本格味に

カレー粉のエスニックな風味にパクチーの香りがマッチして、奥行きのある本格的な味が再現できました。まるでお店で出てくるような特別な一皿! これはおもてなし料理にもぴったりかも。

ミントドレッシングをつけて食べると、ミントの爽やかさとヨーグルトのコクが加わってさらに美味しくなりました。

そして一番驚いたのは、とりむね肉の柔らかさ。とりむね肉はどうしてもパサパサとしてしまいがちですが、今回はしっとりやわらかく仕上がっていました。

じつはキウイに含まれるたんぱく質分解酵素「アクチニジン」の働きで、お肉と一緒に漬けておくと、お肉がやわらかく食べやすくなるそう。キウイがこんな形で活躍するとは!

今回はオリジナルのレシピどおりサンゴールドキウイを使用しましたが、実はグリーンキウイでも美味しくできます! グリーンキウイはより「アクチニジン」の活性レベルが高く、食肉軟化効果や消化促進効果が期待できるとのこと。とり肉だけでなく、豚肉や牛肉にも効果を発揮するので、ぜひおうちで試してみてくださいね。

===

ビタミンや食物繊維など栄養豊富なキウイ。日本では、ニュージーランド産サンゴールドキウイが10月中旬頃まで、グリーンキウイは12月末頃まで店頭に並びます。そのまま生で食べるのはもちろん、今回のようにお料理にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

調理=好美絵美
文=編集部M

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