体調不良でも休めない!? 主婦が被害を受ける“ブラックパート”に怒りの声ぞくぞく

近年問題になっている“ブラックバイト”。「経済力」や「将来」に不安を抱えている学生が被害にあうことも多く、中には泣き寝入りしてしまう人も。表面化しづらいという現状がありますが、最近とある学生が企業側と裁判で和解したことに注目が集まりました。

 

■ ブラックバイト企業と男子大学生が和解

11月9日、毎日新聞のWeb版では、男子大学生と大手飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」の裁判に関する記事を掲載、学生側が未払い賃金などの支払いを企業側に求めた訴訟で“和解”が成立したと報じました。

記事によると学生が受けた被害は、120日以上の連続勤務や、元店長・元従業員からの暴言と暴行。そこで学生は労働組合「ブラックバイトユニオン」の支援のもと、運営会社の「DWE JAPAN」を訴えることに。

結果としては“和解”が成立し、企業側から学生に未払い賃金の額を上回る“解決金”が支払われています。これに「ブラックバイトユニオン」の代表・渡辺寛人は自身のTwitterで、「長い時間かかりましたが、ようやく解決しました。不当なことは諦めなければ変えることができるということを実戦で示すことができてよかった。最後まで闘った学生とユニオンの力です」とコメント。

SNSなどでは「確かに長すぎたけど、日本にとっては朗報だと思う」「学生さん良く頑張った!」「これを機に学生でも『悪いものは悪い』と店側に言える世の中になって欲しい」「『ブラックバイトは訴えれる』ということを発信出来ただけでも、この裁判結果は大きい」と称賛の声が上がっています。

しかし一方で、「これも氷山の一角なのでは?」と指摘する声も。「毎日新聞」の記事にも「学生が被害を訴えたブラックバイトを巡る訴訟の終結は全国初とみられる」と掲載されていました。

 

■ “ブラックバイト”ならぬ“ブラックパート”も話題

これまでも“ブラック企業”や“ブラック部活”など、様々なブラック集団が取り沙汰されてきましたが、最近では主婦が被害を受ける“ブラックパート”も問題になっています。

2015年に放送された「あさイチ」(NHK)でも、ブラックパートを特集。虐げられる女性たちの姿に出演者が怒りを露わにしていた他、視聴者からは「ちょっと思い当たる節がある…」との声が上がりました。

SNSなどでも様々な“ブラックパートあるある”が投稿されており、「労働条件はブラックだけど、『みんな良い人だし辞めて迷惑かけたくない!』という思いで続けてる人は多いと思う」「ガチな体調不良を訴えたときに『代わりを探せ!』って言われる職場は大体ブラック」「お昼だけの契約なのに、帰ろうとすると店長が『これから忙しいのに…』でサービス残業」といった書き込みが。

また「ミスった従業員が自分の悪いところを書く罰ゲームのようなノートがある」「クリスマスケーキの『自腹購入制度』はうちの職場だけ?」との声もあり、“謎ルール”を設けている職場もあるようです。最近では働きながら子育てをするお母さんも増えていますが、“ブラックパート”にはくれぐれもご用心を。