れんこんの驚くほど多彩な食感を味わい尽くそう!「塩炒め」と「れんこんもち」【笠原将弘さんの秋野菜レシピ】

シャキシャキとした歯ざわりが、料理の絶妙なアクセントになる「れんこん」。でも、れんこんの食感って、調理の仕方によってはモッチモチにもなるってご存じでした? そこで、旬の野菜のおいしさを引き出す達人・「賛否両論」の笠原将弘さんに、秋野菜・れんこんの食感の魅力を存分に味わえるレシピ2品を教わってきました!

教えてくれたのは…
▷笠原将弘さん
東京・恵比寿にある、大人気の日本料理店「賛否両論」店主。雑誌『レタスクラブ』連載も大好評。「秋野菜はどれも大好き。今回は特に旬の秋野菜を使い、新米に合うおかずを考えてみました」
砂肝とれんこんのねぎ塩炒め
シャキシャキのれんこんに砂肝のコク、ねぎ塩のうまみの三つ揃い

【材料・2~3人分】*1人分133kcal/塩分1.1g
・れんこん・・・ 150g
・とり砂肝 ・・・200g
・長ねぎ・・・1/2本
■合わせ調味料
└酒 ・・・大さじ2
└みりん・・・ 大さじ1
└塩 ・・・小さじ1/2
サラダ油 粗びき黒こしょう
【作り方】
1.砂肝(銀皮はついたままでOK)は熱湯で約12分ゆでる。水にとってもみ洗いし、水けをしっかり拭いて薄切りにする。
2.れんこんは長さ5cmの棒状に切ってさっと洗い、水けをきる。ねぎは小口切りにする。
3.フライパンに油大さじ1を中火で熱し、れんこんを加えてさっと炒め、ふたをして弱火で約5分蒸し焼きにする。ふたを取り、中火に戻して1 、ねぎ、合わせ調味料を加えて炒め合わせる。
4.器に盛り、粗びき黒こしょう少々をふる。
れんこんもち
すりおろしとみじん切りを合わせて揚げ、2つの食感を実現

【材料・2~3人分】*1人分106kcal/塩分1.6g
・れんこん・・・ 200g
・桜えび ・・・5g
・万能ねぎ・・・ 3本
・おろししょうが ・・・少々
・レモンの半月切り・・・1/4個分
■A
└片栗粉 ・・・大さじ2
└塩、砂糖 ・・・各ひとつまみ
ごま油 しょうゆ 塩
【作り方】
1.万能ねぎは小口切りにする。
2.れんこんは1/3はみじん切りに、2/3はすりおろして軽く汁けをきる。ともにボウルに入れ、A、1 、桜えびを加えて混ぜ合わせる。
3.フライパンにごま油を1cm深さまで入れ、中火で熱する。2をスプーンで一口大に丸めてそっと入れ、2~3分揚げ焼きにする。こんがりと色づき、まとまったら裏返して2~3分揚げ焼きにする。
4.器に盛り、おろししょうがにしょうゆ適量を合わせたもの、レモン、塩適量を添える。
【れんこんのおいしいポイント】
薄切りのシャキシャキ食感や、すりおろして加熱したあとのモチモチ食感、棒状など切り方によって驚くほど違った味わいになる楽しい野菜。甘みもいい。
* * *
「れんこんもち」は、あえてひと手間かけ、れんこんを2種類の切り方にすることで、もっちりとシャクッ、2つの食感が味わえるように仕上げました! なんとも贅沢な食感の共演を、家族みんなで楽しみましょう。
レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食
文=高梨奈々
Information
レシピ関連はここから
詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ 2025年10・11月合併号より>

▼『レタスクラブ ’25 10月11月合併号』は笠原将弘さんの「秋野菜満喫レシピ」特集!▼
今月は「賛否両論」笠原将弘さんが教えてくれた、秋野菜の魅力を存分に生かしたレシピをたっぷりご紹介。和食の料理人ならではの食材の組み合わせや調理法が満載で、料理のレパートリーが広がります!/パパッとできる「お刺身のおいしいかさ増しレシピ」/さつまいもLOVERSが厳選した「さつまいものおやつBEST7」/【とじ込み付録】「もやしのおかずBOOK」/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「月~金×4週分の晩ごはん 10月の平日ラク献立」/【大人気連載】オトナのNEWSは小山慶一郎さん登場!/韓国スターの素顔に迫る「FOCUS ON K-ACTORS」はD-LITEさんほか/コミックエッセイも多数!レタスクラブ10月11月合併号をぜひお楽しみください。
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
「「アルジタル デリケートハイジーンソープ」」
刺激に弱いデリケートエリアをやさしく洗う、オーガニックソープ
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細
