ダイエット効果もアップ! 股関節まわりをほぐす「ながらストレッチ」vol.7-腰
健康で美しい体づくりの要は、代謝アップ。ふだんの行動のついでにできるストレッチで体をほぐし、巡りのいい代謝美人を目指して!
レンチンを待つ間に、股関節まわりをほぐす
歩行や姿勢維持に欠かせないのが、腸腰筋。体幹と股関節をつないでいる筋肉で、ここを柔軟にすると下半身の運動機能が高まりダイエット効果もアップ。レンチンの間にグッと伸ばしましょう。
1. 右ひざを立てて、両腕を前に伸ばす
両ひざを床につく。右ひざを立てて、右足を一歩前に出し、両腕をまっすぐ前に伸ばす。背筋は自然に伸ばしてスタンバイ。
2. 腰を前に出しながら、両腕を真上に上げる
右脚を曲げながら腰を軽く前に出し、両腕を伸ばしたままゆっくりと真上に上げます。左の股関節まわりの伸びを感じながら、鼻から息を吸い、口から吐く呼吸をゆっくり30秒続けましょう。吐くときはやや強めに行なって。足を替えて同様に行ないましょう。
【POINT】
腰を前に出すときは、体重をかけながら行ないます。お尻を丸めるイメージで行なうと伸びが深まります。
【NG POINT】
腰を前に出すときに、腰をそらしたり、上体が丸まって骨盤が前に倒れないように。上体はまっすぐな状態をキープして。
さらにがんばるあなたへ!
●上体を片側ずつ倒す
2で腰を前に出したら、左腕を真上に上げ、上体を右側に倒します。右手は右ひざの上に。左の股関節まわりの伸びを感じながら、鼻から5秒かけて息を吸い、口から5秒かけて吐いたら、3秒止めます。これを3回繰り返して。上体と腕を戻し、反対側も同様に行ないます。
気づかないうちにかたくなりがちな股関節まわりの筋肉。調理中のちょっとした時間で、やわらかくほぐせるのはうれしいですね。ヒール愛用者やデスクワークが多い人は、毎日の習慣にぜひ取り入れて!
監修=菅原順二 撮影=臼田洋一郎 ヘア&メイク=榊 美奈子 モデル=田岡花子(スタジオ・アランチャ) イラスト=平松昭子 編集協力=彦田恵理子
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Information
パーソナルトレーナー。スタジオarancia代表。Reebok One アンバサダー。ラグビー選手として活躍後、トレーニングを学ぶ。スタジオでは、ピラティスやマスターストレッチを取り入れたメソッドを提供。
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