野菜を長持ち! 料理研究家が教えるカット野菜の冷凍術

健康的な食事に欠かせない“野菜”は日持ちしないため、使い切るのがなかなか難しいですよね。そこで今回は、野菜の寿命を延ばす“冷凍カット野菜術”について紹介していきます。

■ 野菜の寿命が長持ちする“冷凍カット野菜術”

先日放送の「あさイチ」(NHK)では料理研究家の堀江ひろ子さんが登場し、“カット野菜を上手に冷凍するコツ”を伝授してくれました。

まず紹介されたのは、“トマト”の冷凍術。まずトマトのヘタを取り除き、8つにカットしていきます。冷凍用のジッパー袋にトマトを入れたら、空気が入らないようにしっかりフタをしていきましょう。袋に入れる際にはジッパー部分を折り曲げるとジッパー部分に汁気がつかないため、きちんと密封できておススメです。

さらにポイントとなるのが、水圧を利用した“堀江流空気抜き”。トマトの入ったジッパー袋ごと水に沈めると、袋に残った空気を効率よく抜くことができます。空気を抜いた方が短時間で野菜も凍り、保存状態も長持ちになるのでぜひ試してみてはいかが?

続いては“きゅうり”。まずきゅうりを半分に切ったら、スプーンで種を取り除きます。種は水分量が多く冷凍するときゅうりの触感が損なわれるため、しっかり取り除いていくのがポイント。

次に5mm幅にきゅうりを斜め切りにして、ポリ袋にきゅうりを入れたら塩でもんでいきます。塩の割合はきゅうり3本に対して、塩小さじ1杯。塩もみをしたらポリ袋の空気を抜き、しっかりと味がつくまで10分間置きます。10分置くことで余分な水分が抜けて、解凍後の触感アップにも繋がるのだそう。最後にきゅうりの水分をキッチンペーパーで拭き取り、あとはトマトの時と同じ要領で袋に詰めたらできあがり。

番組を見ていた視聴者からは、「うおおお! すごい。トマトって冷凍保存できるんだね」「ほほぅ! きゅうりは種を取り除くといいのね」「野菜常備するの苦手だったけど、これなら私でもできるかも」など驚きの声が続出しました。

■ 生魚は氷漬けにするのがベストな保存方法!?

冷凍保存できるのは、野菜だけではありません。以前放送された「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、東京海洋大学食品冷凍学教授・鈴木徹先生が“生魚”の正しい冷凍方法について教えてくれました。

よくやりがちなのが、買ってきたパックごと冷凍室に入れる方法。隙間やラップを通して空気が入ってしまうと魚が乾燥してしまうだけでなく、健康によいとされる「DHA」と「EPA」を劣化させてしまいます。

そこで鈴木先生がおススメする保存方法が“氷漬け冷凍”。やり方は水で洗った生魚を保存袋に入れて、あとはひたひたになるまで水を袋の中に注ぐだけ。しっかり封をして、冷凍庫に入れたら完成です。氷漬けにすることで、乾燥による酸化がストップ。さらに「DHA」と「EPA」もほぼ減らないので、栄養はそのままにおいしく食べられるようになります。ただし魚の切り身は、水につけるとふやけてしまうため氷漬け冷凍が使えないのでご注意を。

少しの手間を加えれば、傷みやすい食材を冷蔵庫に常備することができます。正しい食材の冷凍方法をマスターして、野菜や生ものを有効的に使い切りましょう。