「中間色コーデをくすませないコツ」色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる(7)【連載】
どんな服をどんな基準で選び、どう着こなすのか。
服選びや着こなしには、良くも悪くもその人のすべてが表れます。
大切なのは、情報に振り回されすぎず、自分に合った自分らしい基準を持つこと。
基本を知ったうえで自分なりの基準があれば、服選びに自信が持てるようになります。
著書累計10万部という、人気ファッションアドバイザーで2児の母でもある日々理子さんによる『色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる』から全20回までお届け。
今回は第7回目です。
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中間色コーデをくすませないコツ
ファッション関連の記事でよく見かける「中間色」という用語。これは、純色(ビビッドなトーンの色)にグレーを加えた色を指し、「濁色(だくしょく)」とも呼ばれています。
雑誌でときおり目にするスモーキーカラー、くすみカラーという表現も、中間色を指していることが多いです。
強さや派手さがなく、それでいて絶妙にくすんだ色合いは、粋でいなせな江戸っ子が愛した色でもあります。
中間色のみの配色を「トーナル配色」と呼びますが、左ページの真ん中のコーディネートのようにオール中間色だとぼやけた印象になりがちなので注意が必要です。
ちなみに、中間色と似た用語に「中性色」があります。これは、暖色でも寒色でもない色相を指し、緑や紫などがそれにあたります。
著=日々理子/「色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる」(KADOKAWA)
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著者:日々理子
ファッションアドバイザー&ライターで小学生2児の母。日本色彩学会正会員。国内航空会社を退職後、アパレル業を経てフリーのファッションアドバイザーとして2014年に独立。ファッションの「色彩」「着こなしテク」を得意とし、コスパアイテムを組み合わせた大人カジュアルなスタイリングや洋服のお手入れを中心としたブログが好評。著書は累計10万部
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