バニラアイスと相性抜群!? 知られざる干ししいたけの活用術

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料理にコクをプラスする干ししいたけ


保存のきく干ししいたけは、生のしいたけよりも旨味や香りが凝縮された食材。

調理に手間がかかるというイメージから常備している家庭が減っているようですが、今回は干ししいたけの旨味を簡単に味わえるテクニックをご紹介しましょう。

干ししいたけを手軽に楽しむ活用術


5月15日放送の「ガッテン!」(NHK)では、干ししいたけの知られざる魅力を特集。

干ししいたけは日本食でよく使われる食材ですが、最近はアメリカでも注目を集めているようです。

そもそも干ししいたけとは、原木に菌を植えて栽培したしいたけを乾燥させたもの。

カサの開き具合や味などを基準に、いくつかの種類に分けられます。

中でも「花こうこ」と呼ばれるものは、1個200円以上もする高価食材。

しいたけを干すことで生まれるグアニル酸は、うまみの素となる成分です。

市販されている干ししいたけを調理するためには、冷水かぬるま湯でもどす必要が。

うまみを最大限に引き出せるのは冷水を使った方法ですが、もどし時間が3時間から5時間かかるためすぐに調理できるわけではありません。

もっと短時間で戻したいときは、漬物などに使う真空容器がおススメ。

5分ほどポンプで空気を抜き続けるだけで、5時間置いたものと同じ状態まで水分を吸ってくれます。

乾いたままの干しいたけを美味しく食べる方法として登場したのは、「干ししいたけアイス」。

しいたけをおろし金ですりおろし、バニラアイスにトッピングした驚きのメニューです。

粉状のしいたけがコクを生み出し、バニラが濃厚な味わいに。

この干ししいたけパウダーは、スパゲッティやカレー、ケチャップなどの調味料に入れて隠し味としても使えます。

干ししいたけの知られざる活用法には、「5時間が5分になるのは超便利!」「もどしてそのままでも使えるとか万能じゃん」「干ししいたけアイス、ちょっと気になる」と視聴者からも驚きの声が上がりました。

たっぷり旨味を吸った「きくらげと干ししいたけのスープ」


干ししいたけを使ったレシピは、メインのおかずからおつまみになるようなものまで豊富なバリエーションがあります。

そこで今回は、もどし汁まで活かせる干ししいたけのレシピをご紹介しましょう。

【関連レシピ】きくらげと干ししいたけのスープ


まずは同じキノコの一種・きくらげと合わせた「きくらげと干ししいたけのスープ」。

きくらげと干ししいたけをそれぞれ別のボウルに入れ、被るくらいの水に浸してもどしてください。

しいたけはもどし汁を3/4カップほどとりおき、本体は軸を除いて半分のそぎ切りに。

きくらげはひと口大に切っていきます。

鍋にしいたけときくらげを入れたら、とりの手羽先を煮込んだチキンスープを追加。

しいたけのもどし汁も加えて、弱火で15分加熱しましょう。

しいたけが柔らかくなって汁をたっぷり含んだら、塩小さじ1/3で味を調えて完成です。

食感を楽しめる「干ししいたけと里いものあえもの」


干ししいたけと里いものあえもの


続いては、みそを使った「干ししいたけと里いものあえもの」。

まずもどした干ししいたけは半分、里いもは皮をむいていちょう切りにします。

だし汁ともどし汁を合わせたスープを1/2カップ、うす口しょうゆ大さじ1/2、みりん大さじ1/2を小鍋に入れて、しいたけと里いもを汁けが少なくなるまで加熱。

煮汁の残りでみそを伸ばし、しいたけと里いもをあえてください。

旨味や栄養を逃がさない調理法で、干ししいたけをたっぷり堪能してくださいね。

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