献立が何も浮かばない…そんなピンチに参考にしたい「パックごはんでリゾット」作ってみた

毎日の献立を考えるのは、本当に大変ですよね。さらに買い物に行って実際に作って…となると、気力も体力も使う総力戦です！
そんな戦いの中にいる皆さまへ、パックごはんを使った画期的な方法がTwitterに投稿され話題になりました。

「パックごはんでリゾット」レシピはこちら

①パックご飯を電子レンジで加熱する
②牛乳大さじ3を回しかける
③ベーコンとしめじ（各適量）をのせ、塩・コショウをふったらピザ用チーズを広げる
④ラップをかけて電子レンジで１分半

JA全農米穀部さんの公式Twitterアカウントによるレシピなのですが、ごく簡単な4ステップで、なんとリゾットができてしまうというのです！
さっそく、最近お手伝いが大好きな4歳の娘と一緒に作ってみました。

パックごはん以外の材料はこの4つ（調味料は別）。ベーコンとしめじはあらかじめ切っておいたので、娘のやることはこの4つを乗せることだけ！　さぁ頑張るんだ娘よ！

順番に乗せていきます。適当に乗せていくだけなので、本当に簡単！実際の料理作りのお手伝いができて、娘もうれしそうに作業しています。

ラップをして１分半加熱したら完成！　混ぜて器に移してみました。こ、これはパックごはんでできているとは思えないクオリティではありませんか⁉
実際に食べてみると、牛乳とチーズのコクとうま味のバランスがちょうどいい！　ベーコンの塩気も効いています。

娘も息子（1歳半）もパクパク食べていました。
リゾットって、ちゃんと作ろうと思ったら、具材を下ごしらえしてお米を炒めてスープで煮て…と手間も時間もかかりますよね？　洗い物の量も考えたら、気が遠くなりそう…。
このレシピなら、子どもでもできる作業量であるうえに、パックごはんの容器が調理器具の役目も果たしてくれるので、ほんと～うに楽！　こういうの大好きです！！

我々を救うこのレシピのツイート主であるJA全農米穀部さん（@noricenolife17）の横田麻美さんにお話をうかがいました。

＿＿まずはじめに、このアカウントは、どのようなテーマのもと運営されていますか？

横田さん
「日本人の主食である『お米』について、もっと知っていただきたいという想いで、お米（ごはん）の美味しい食べ方や、知られざるお米のトリビアをご紹介しています。
お米は、産地や種類によって、食感やうまみ、甘みなど味と香りの違いがあって、どんな料理とも協和できたり、必要な栄養が充分にとれるなど、お米の魅力は語り切れないほどあるんですよ」

＿＿このレシピのアイデアが生まれたきっかけは何ですか？

横田さん
「パックごはんは、夫が不在のときなど、子どもと私の分だけわざわざお米炊くのもな…といったときや、ご飯を炊き忘れてしまったときなど、本当に便利で、よく使っています。
このレシピは日本農業新聞さんが発行しているフリーペーパーで紹介されていたのですが、これは使える！　と思い、参考にさせていただきました」

＿＿このレシピの最大の特徴はどんな点だと思いますか？

横田さん
「すぐに揃えられる材料でできる、調理時間は５分以内、洗い物がでない、そしておいしい（子どもが好きなメニュー）です」

＿＿調理をするときのコツはありますか？

横田さん
「お好みだと思いますが、チーズは多めがおいしいです。濃い味が好みの方はコンソメを入れてもいいかもしれません」

＿＿今回Twitterでかなり話題になったことで、どのような反響がありましたか？

横田さん
「とても多くの反響をいただき驚いています。『実際に作ってみたい』『今日のお昼で試したい』といったお声をいただきました。
『パックごはんアレンジレシピをもっと教えてほしい』といったコメントもいただいたので、ほかにも『オムライス』や『明太もちチーズドリア』『ツナカレードリア』をご紹介しています。ぜひ参考になさってみてください」

忙しい人の味方のパックご飯。非常食としてストックしているという方も多いのではないでしょうか。便利に使って、毎日の食事準備の負担を少しでも軽くしていきましょう！

文＝山上由利子