SNSで話題のダイエット法『月曜断食』。考案者・関口賢先生に聞く基本的なルールとQ&A

#美容・健康   
「月曜断食」は、週に1日断食するダイエット方法です


関口賢氏の著作『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』で話題となったダイエット法「月曜断食」。週に1回断食するだけなので準備するお金も時間も必要がなく、実際に挑戦して経過をSNSで報告する方も増えていますね。

そんな『月曜断食』挑戦者のひとり、主婦ブロガー・おにぎり2525さんが、体験談を描いた書籍『月曜断食やってみたらスルッとやせました。 アラフォーでも体型キープできてます』が、1月21日に発売されました。この書籍の監修をつとめた『月曜断食』考案者の関口賢さんに、『月曜断食の基本ルール』を聞いてみました。おにぎり2525さんのイラストも交えて、初めて『月曜断食』に挑戦する方向けのQ&Aもご紹介します。

※本記事はおにぎり2525、関口 賢著の書籍『月曜断食やってみたらスルッとやせました。 アラフォーでも体型キープできてます』から一部抜粋・編集しました。

『月曜断食』考案者・関口賢さんに聞きました

 関口 賢氏

監修者プロフィール

関口賢……鍼灸院ハリエット代表。中国式鍼治療専門店ハリー (HURRI) の王尉青先生に弟子入りした後、ハリエットを銀座に開業。メディアに多数出演し、鍼灸師としてのべ10万人の臨床経験を活かして歌手・モデル・タレントなどのボディマネジメント・ダイエットアドバイザーとしても活躍。

『月曜断食で自分史上最高の自分に』

『月曜断食』という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
月曜断食は至ってシンプルで、月曜日に断食を行い、平日の火曜から金曜日は体によい食事をとり、週末は好きなものを食べて心を満たす。この1週間サイクルの繰り返しで無理なくやせることができ、体質改善するためリバウンドもしにくくなります。

従来のダイエット法はモチベーションに依存しがちでしたが、月曜断食は仕組みに依存するダイエット方法です。
今の生活に仕組みを当てはめるだけ。だから月曜断食は簡単で取り組みやすく、続けやすいのです。

過去にダイエットに失敗した方や、すぐリバウンドしてしまう方でも自分の可能性に蓋をしないでいただきたい。なぜなら月曜断食は完璧さを求めていません。
月曜断食の続けられる仕組みと、あなたの変わりたいと思う気持ちがあれば大丈夫。ぜひ月曜断食にトライしてください。美しさと健康を兼ね備えた「自分史上最高の自分」を手に入れていただけたらと思います。

月曜断食の基本ルール

月曜断食のルールは、「月曜日を不食日にする」という、とてもシンプルなもの。とはいえ、慣れない断食を行うので、しっかりルールを理解して、心身に無理のないダイエットをめざしましょう。

月曜断食の基本ルール

基本ルールを日々心がけ、不食日・良食日・美食日のサイクルを習慣化しましょう。

【Check!】いつもルールを振り返ろう!

ルール1 食事はこぶし2つ分
胃を大きくしないために、1回の食事量は常に咀嚼(そしゃく)してこぶし2つ分(=胃の大きさ)を守りましょう。

ルール2 水は1日1.5〜2L飲む
体内の水分を入れ替え、代謝を上げるために、毎日、1.5〜2Lの水を飲むようにしましょう。

ルール3 今日中に寝よう
成長ホルモンが活性化し、胃腸の働きが活発になる22時、遅くとも24時には胃を空にして就寝しましょう。

ルール4 食べすぎたら翌日は夜断食
翌日が不食日以外の場合、朝・昼は通常メニューで、夜は断食。これで前日の食べすぎを「なかったこと」に。

ルール5 自己流解釈はしない
自身の体質や施術に向き合うために、これまでのダイエットの固定観念や知識はいったん忘れましょう。


月曜断食の月曜日 不食日の過ごし方

 土日の食べすぎもリセット

水以外は何も口にしない不食日(=断食日)。「やせるために食べない」とストイックに我慢するのではなく、「胃腸を休ませる療養」と考え、心身ともにリラックスして臨みましょう。

たっぷり睡眠をとり、気負わず無理せず断食に臨もう

月曜断食は、体質がきちんと変化するためにも2か月間は継続してほしいです。それなりの期間を要しますから、気負いすぎず、リラックスして臨んでください。できたことがあれば自分をほめ、1回の失敗で必要以上に落ち込まず、前向きに取り組むことが成功への秘訣です。

朝・昼・夜の食を断つ不食日。こまめに水をとる習慣をつけよう

月曜断食で重要な水分の摂取。水は、体を冷やしすぎない常温か白湯がおすすめです。体内の水分を入れ替え、老廃物を排出して新陳代謝をよくするために、身近に水を置き、少量ずつこまめに飲用し、1日1.5〜2Lを飲むようにしましょう。これは不食日に限らず、良食日や美食日、さらに断食期間を終えても続けてほしい習慣です。

 最初は不調になることも

東洋医学は「壊して、治す」。断食初期の不調は正常な反応

1日3回、6〜7時、10〜11時、16〜17時は、体内の血糖値が下がるため、だるさやふらつき、頭痛などが起こる場合があります。そんなときはスポーツドリンクを2口ほど噛むように飲み、体に糖分を入れます。どうしても空腹に耐えられないときは、アミノ酸を含んだ梅干しやお出汁(だし)など空っぽの胃腸をいたわるものを口にします。
また、断食1〜2週目は便秘や下痢、胃痛、肌荒れなどの不調が表れることも。これは体を正常な状態に戻すために、体内の毒素を排出している過程。症状を市販薬で抑えようとすると、排出するはずの毒素まで体内に抑え込んでしまいます。「毒素が排出され、体が正常な働きを取り戻そうとしている」と前向きに考えましょう。


次ページ:『月曜断食』初心者はチェック!関口先生に聞くQ&A(2/2)

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