炒めものや煮もの、揚げものにも!「ごぼうの酢煮」/素材1つで作りおく「ひだめしの素」(7)

人気料理家・飛田和緒さんが提案する「ひだめしの素」は、そのまま食べてもおいしく、さらにアレンジがきいて、メインのおかずやご飯にも使い回せる便利な「おかずの素」です。
「野菜や肉を素材のままとりおくことなく、買ったら刻んで塩をしておく、オイルであえておくことをするようになったら、食材の無駄がグンと減りました」という飛田さん。
『素材1つで作りおく ひだめしの素』でお送りするのは、季節の素材1つでシンプルに、台所仕事の合間に仕込んでおける、頑張らない作りおき。日々のごはんやお弁当、夜食、1人ご飯に重宝するのはもちろん、食材の無駄もグンと減る、毎日のごはん作りの強い味方の作り方をご紹介します!
※本記事は飛田和緒著の書籍『素材1つで作りおく ひだめしの素』から一部抜粋・編集しました
ごぼうの酢煮
寒さが増して、旬を迎えるとごぼうは太く長く、元気になってきます。
旨みが強く、だしもよく出る素材ですが、火の通りがそう早くはないので、1袋2~3本をまとめて薄味で下煮しておくようになりました。
これさえあれば、炒めものや煮もの、揚げものもあっという間にでき上がります。
◆材料(作りやすい分量)
ごぼう … 3本(約300g)
A
塩 … 小さじ1/2
酢 … 小さじ2
B
だし汁 … 1カップ
砂糖 … 大さじ1
しょうゆ … 大さじ2と1/2
酢 … 大さじ1と1/2
◆作り方
1 ごぼうはタワシで洗い、4cm長さに切る。太いものは縦半分に切り、5分ほど水にさらす。
2 鍋にごぼうと水をひたひたに入れ、Aを加える。ふたをして火にかけ、ごぼうがやわらかくなるまで20~30分ゆで、ザルにあける。
3 鍋をきれいにし、Bと2を入れ、10分ほど煮る。火を止め、そのまま冷まして味を含める。
〈汁ごと冷蔵庫で4~5日間保存可〉

白すりごまをふって。
【ひだメモ】
・きんぴらに。
・あえものに。
・ごぼうサラダに。
・炊き込みご飯に。
・から揚げや天ぷらなどの揚げものに。
ごぼうつくね

◆材料(2人分)
ごぼうの酢煮 … 50g
A
鶏ひき肉 … 180g
玉ねぎのみじん切り … 1/4個分
塩 … ふたつまみ
しょうゆ … 小さじ1/4
片栗粉 … 小さじ1
みりん、しょうゆ … 各小さじ1と1/2
油 … 小さじ1
卵黄、七味唐辛子 … 各適宜
◆作り方
1 ごぼうの酢煮は斜め薄切りにする。
2 Aをよく練り混ぜ、1を加えてさらに練り混ぜ、6等分して小判形にまとめる。
3 フライパンに油を熱し、2を並べ入れる。両面に焼き目がついたら、ふたをして2分ほど蒸し焼きにする。
4 みりんとしょうゆを順に加えてからめ、器に盛って好みで卵黄を添え、七味をふる。
著=飛田和緒、撮影=豊田朋子/『素材1つで作りおく ひだめしの素』(KADOKAWA)
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