ついにやってきた「その時」。 激しく痙攣する猫を抱いて叫んだ感謝の言葉/ポッケの旅支度(4)
『ポッケの旅支度』4話【全5話】
ペットを飼う上で避けて通れないのが、その子の最期とどう向き合うか、ということ。猫の寿命は12〜18年と言われ、ひと昔前よりも長生きするようになってきましたが、それでも死からは逃れられません。
漫画家のイシデ電さんは元野良猫のポッケと、そのきょうだい猫のピップと暮らしています。2匹は15歳と高齢になり、それぞれ治ることのない病気が見つかりました。特にポッケは日に日に衰弱し、食事もままなりません。いよいよ具合の悪くなったポッケ。イシデさんは病院にいくのもこれで最後、と決め、1人と2匹でいつもどおりに過ごすことを決めます。
獣医さんから最期の時に何が起きるかを教えてもらっていたイシデさんの前に、いよいよその時が近づいてきています。その時、イシデさんが何を思うのか見ていきましょう。
※本記事はイシデ電著の書籍『ポッケの旅支度』から一部抜粋・編集しました。
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