フワッと焼き上がって口どけ抜群! 「クラシックショコラ」/新しいお菓子の作り方(1)

神戸の高級チョコレート専門店や、ベルギーの老舗ショコラトリーで研鑽を積んだのち、ブランド「DEL'IMMO(デリーモ)」を立ち上げ、お菓子の魅力を広めているシェフ・江口和明さん。
そんな江口シェフが気づいたのは、『今までのお菓子作りには「しなくていいこと」がたくさんあった』ということだそうです。
「混ぜすぎてもOK!」「分けて入れなくてもOK!」
斬新かつ難しいことを考えなくていい作り方は、お菓子作り1回目で大成功したい人や、過去にお菓子作りに失敗して落胆した人にもぴったり! ぜひお試しを。
※本記事は江口和明著の書籍『「しなくていいこと」がたくさんあった! 新しいお菓子の作り方』から一部抜粋・編集しました。
クラシックショコラ
フワッと焼き上がって口どけ抜群。しかも、超濃厚。
チョコレートのおいしさを心ゆくまで楽しんでください。

江口シェフの作り方なら、 コレはしなくていい!
メレンゲ作りの砂糖は3回に分けて加えなくていい!
なぜなら → 一度に入れたほうが実はしっとり仕上がります

生地の混ぜすぎを気にしなくていい!
なぜなら → 混ぜすぎても、フワッと焼き上がるから問題ありません

クラシックショコラの新しい作り方

材料:直径15cmの丸型<底取れ式> 1台分
ビターチョコレート(67%)…40g
ミルクチョコレート(41%)…40g
バター(食塩不使用)…50g
生クリーム(35%)…60g
薄力粉…20g
ココアパウダー…40g
卵…3個
グラニュー糖…100g
1 チョコレートを溶かし、バターと生クリームを温める

チョコレート2種は耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で約30秒加熱して泡立て器で混ぜるを4〜5回繰り返して溶かす。バターと生クリームは耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで約30秒加熱を4〜5回繰り返し、バターを溶かす。薄力粉とココアパウダーは一緒に3回ふるう。
ここでオーブンを170℃に予熱開始
2 チョコレート、バター、生クリームを混ぜる

1の溶かしたチョコレートにバターと生クリームを少し加えて混ぜる。分離してもあわてず、さらに混ぜてマヨネーズのような乳化した状態になったら、残りのバターと生クリームをまた少し加えて混ぜ、つやが出たら残りをすべて加えて混ぜ合わせる。
3 卵黄と卵白をそれぞれ泡立てる

卵は卵黄と卵白に分けてそれぞれボウルに入れる。卵黄にグラニュー糖50gを加え、ハンドミキサーで白くもったりするまで泡立てる。卵白にもグラニュー糖50gを加え、ハンドミキサーで泡立ててゆるく角が立つくらいのメレンゲにする。

4 合わせて焼く

混ぜすぎを恐れず、生地を均一にしよう!
2に3の泡立てた卵黄を加えてよく混ぜ、3のメレンゲを1/3量くらい加えてしっかり混ぜる。1の粉類を一気に加えてゴムベラで完全に混ぜ、残りのメレンゲを加えてよく混ぜる。オーブンペーパーを敷いた型に流し入れ、160℃のオーブンで約45分焼く。粗熱をとって型をはずし、冷めるまで常温におき、ペーパーをはがす。

From Eguchi
卵黄と卵白を別々に泡立てているから混ぜすぎても全然大丈夫だったでしょ!?
著=江口和明/『「しなくていいこと」がたくさんあった! 新しいお菓子の作り方』
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