初夏を告げる甘~い誘惑!茨城県の「こだますいか」がおいしい【すいかひんやりスイーツレシピつき】
こだますいかは茨城県を代表する青果の一つ。重さは1~2kgくらいで、糖度が高く甘みがギュッと凝縮されています。こだますいかは大玉のすいかを小さなサイズのまま出荷しているのではなく、品種改良やバイオ技術の進歩によって生まれた、まったく新しい品種なのだそうです。
茨城のこだますいかのシーズンは?
出荷時期▷3月~9月
暖かさを感じ始める時期から最盛期を迎え、初夏の風物詩として親しまれています。品種改良が進んだことで、ここ数年で3月上旬からお目見えするようになったとか。
こだますいかってなんでおいしいの?
茨城県の西側に位置する筑西市や桜川市はこだますいかの名産地。冬場の夜の気温が低く、日中は日の当たる時間が長いため、こだますいかの栽培条件にぴったりなのだそう。
茨城のこだますいかの主な品種をご紹介!
◆紅の誘惑(出荷時期の目安:3月~8月)
高い糖度と食べた瞬間のシャリ感が魅力。皮と実の間の白い部分が少なく、皮の際ギリギリまで味わえます。このおいしさは、与える水の量を少なくして糖度をなるべく高めているほか、有機質中心の肥料にこだわるなど、徹底した品質管理のたまもの。出荷前には、畑ごとにJAの担当者による試し割り検査が行われ、食味や糖度の一定ラインをクリアした商品だけが「紅の誘惑」として出荷されています。
◆誘惑のひとみ(出荷時期の目安:7月~9月)
緑に黒のジグザグ模様の入ったザ・すいかのイメージとは異なる、真っ黒な見た目の黒こだますいか。全国的にも黒こだますいかの産地は少ないため貴重な品種です。なんといってもしっかりした甘さが特徴で、糖度は12度超え! 実が詰まっているため、見た目よりもズッシリとした重さがあります。おいしさはもちろん、その高級感から贈答品としての人気も高いそうですよ。
こだますいかでSNS映えスイーツを作ってみよう
真っ赤な果肉が印象的なこだますいか。スイーツにアレンジしてパチリと撮影すればSNSにアップしたくなること間違いなし♪
【映えスイーツ1】すいかとオレンジのチェー風氷
カラフルな見た目が涼しげなベトナムの人気氷! よ~く混ぜて召し上がれ。
すいかとオレンジのチェー風氷
材料(2人分)
かき氷…2カップ
ココナッツミルク…大さじ4
すいか…正味130g
オレンジ…1/2個
コンデンスミルク…大さじ2
砂糖…大さじ2
作り方
1.ココナッツミルクを耐熱ボウルに入れ、砂糖を加えてよく混ぜる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約20秒加熱し、ラップをはずして完全にさます。
Point▶ココナッツミルクは缶の上のほうに浮いている濃い部分を使うとより濃厚でおいしい。
2.すいかは8mm角に、オレンジは1cm角に切る。
3.グラスに1を入れ、すいか、オレンジ各2/3量を入れる。かき氷を入れ、残りのすいか、オレンジを左右に盛ってコンデンスミルクをかける。好みでミントを添えても。
※186kcal
【映えスイーツ2】すいかの炭酸スムージー
すいかの自然な甘みと炭酸水のさわやかな喉ごしが好タッグ! 鮮やかなトロピカルカラーが夏気分を盛り上げます。
一口大に切ったすいかを冷凍用保存袋に入れて凍らせて、取り出して室温に置いて少しやわらかくなったら、袋の上にふきんをのせ、めん棒などでたたいて細かくします。グラスに入れ、炭酸水を注いで混ぜるだけ!
【映えスイーツ3】すいか氷
ザクザクの歯ごたえも楽しい!すいかの香りがふわっと広がる夏の味。
すいかを粗みじんに切り、冷凍保存可能な容器の中に、材料を入れて混ぜ、冷凍庫で冷やし固めます。2~3時間たって半分くらい固まったら、冷凍庫から取り出してフォークでシャリシャリとかいて細かくし、さらに2~3時間冷やして完全に凍ったら、再びフォークでかいて細かくしたら完成!
甘さやシャリ感は大玉のスイカとは別物! そのまま食べてもスイーツにしてもおいしい、茨城のこだますいかをぜひお試しあれ。スペースを気にせず冷蔵庫に入れることができるのもうれしいポイントです!
文=多田恵
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