最後に蒸らしてしっとり仕上げ!レンチンで作る『照り焼きチキン』/冷凍レンチンパック(1)
『保存袋に具材を詰めたら、冷凍保存! 冷凍レンチンパック』 2回【全15回】
毎日欠かすことができない毎日の食事作り。なるべく簡単に済ませたいですよね。週末に作り置きおかずを…と思っても、長時間台所に立つのも大変な労力だったりします。
そんな食事作りへの悩みに料理研究家・どめさんが提案するのは、『冷凍レンチンパック』という調理術。食材を切って調味料とともに保存袋に入れたら準備は完了!あとは使いたいときに冷凍庫から取り出し、保存袋から耐熱皿に移し変えてレンチンするだけ。火を使わない、洗い物が少ない、味が染み込むといったいいとこ取りの調理術なんです。
定番おかずから、麺類・ごはんものまで。「冷凍レンチンパック」なら簡単&時短レシピで作ることが可能!仕事や習い事の都合で家族の食事時間がずれるといった場合にもおすすめです。
1品5分で準備完了!調理方法はレンチンのみ。誰でも簡単調理が可能な「冷凍レンチンパック」で作るレシピをご紹介します。
※本記事はどめさん著の書籍『保存袋に具材を詰めたら、冷凍保存! 冷凍レンチンパック』から一部抜粋・編集しました。
「冷凍レンチンパック」ってなに?
STEP1 具材を切って、保存袋に詰める
肉や野菜などを切ったら、調味料とともに保存袋に入れるだけで準備は完了。
STEP2 火を通さずに、そのまま冷凍
保存袋に入れたら、調理をせずに冷凍庫へ。2週間〜1ヶ月保存OK!
STEP3 凍ったままで、レンチン調理
保存袋の中身を耐熱皿に取り出して、凍ったままレンチン。食べたいときにすぐ調理できます。
バリエーション豊富なおかずが簡単にすぐ完成!
主菜となる肉や魚のおかず、ひとりで簡単に食べたいときのパスタ、あと一品ほしいときの副菜などがレンチンだけで完成します。
タンドリーチキン
加熱時間 レンチン11分半
冷凍保存期間(目安) 2~3週間
材料
鶏もも肉…250g
アスパラ…1束(80g)
★マヨネーズ、ケチャップ…各大さじ1 1/2
★カレー粉、砂糖、レモン汁…各小さじ1
★にんにくチューブ、しょうがチューブ…各2cm
★塩、こしょう…各少々
作り方
1 材料を準備する。
2 保存袋に★と鶏肉を入れて混ぜ、上にアスパラをのせて冷凍。
食べるとき
3 中身を耐熱皿に出し、ラップをかけて11分半レンチンして混ぜる。
「冷凍レンチンパック」電子レンジ調理について
・電子レンジは600Wを使用しています。700Wの場合は0.85倍、500Wの場合は1.2倍を目安に加熱してください。
・電子レンジの機種によって多少の差が生じることがあります。具材の厚みによっては火が通り切らないことがあるので、必要に応じて追加加熱してください。
・一般的な保存袋の耐熱温度は100℃までで、電子レンジ加熱には対応できていません。袋が溶けてしまうおそれがあるので、加熱の際は必ず耐熱皿に中身を取り出してから行ってください。
「冷凍レンチンパック」保存について
・保存袋は冷凍に対応可能なフリーザーバッグを使用してください。
・保存の際は清潔なフリーザーバッグを使用し、清潔な手や箸で調理してください。
・冷凍保存期間は目安です。
・一度加熱調理したものを再冷凍しないでください。
・保存したおかずは、解凍せずに凍ったまま調理してください。
著=どめさん/『保存袋に具材を詰めたら、冷凍保存! 冷凍レンチンパック』