とり手羽先のビネガー焼き
パンチのある塩にんにく味を酢でさっぱりと仕上げます
焼きとり屋さんで手羽先を頼もうとするたび、「 1本300円お高い!」と私の中の庶民が震えます。でも自分で買ってきて焼けば、ぐっとお得に食べ放題。ああ、家飲みってすばらしいー。
ポイントは、フライパンで皮目からじっくり焼くこと。とりから出た脂でじわじわ揚げ焼きにされ、炭火とは違うパリッと食感になるのです。そして、この脂はムダにせず、すかさずじゃがいもを入れてカリッと焼くべし!
仕上げに酢をジャッと回しかければ、さっぱりした味に。これ、トルコ人の友人オメール君に習った技ですが、 加熱することで酸味は消えます。
もはや焼きとり屋は関係ないものの、白ワインにぴったりの手羽先つまみ。もちろんビールも合いますよ!
今夜はこの2つで!
・とり手羽先
・じゃがいも
材料(2人分)
とり手羽先…6本
下味
・おろしにんにく…1片分
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1
じゃがいも…1個
サラダ油
酢
1 ポリ袋に手羽先、下味を入れて軽くもみ、袋の口を閉じて約15分おく。 じゃがいもは皮つきのままよく洗い、水けがついたままラップで包み、電子レンジ(600W)で約5分加熱する。竹串がすっと通るようになったら、四つ割りにする。
2 フライパンに油大さじ1を弱火で熱し、手羽先の皮目を下にして並べ入れる。ふたをして動かさずに約15分しっかり焼き色がつくまで焼く。
3 裏返し、あいたところにじゃがいもを並べ入れる。ふたをして、約3分焼いたらふたを取り、中火にして酢大さじ3を加える。酢を手羽先にからめながら、汁けがなくなるまで焼く。器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをふる。
※電子レンジは600W。
500Wなら1.2倍、 700Wなら0.9倍の時間を目安に加熱してください。
著=ツレヅレハナコ、撮影=キッチンミノル、スタイリング=佐々木カナコ、編集協力=磯部麻衣/『ツレヅレハナコの2素材で私つまみ』