市販のキムチで手軽にタッカルビ風に「とりキムチーズ丼」【手間なし!スタミナ丼】
蓄積した夏の疲労をなんとかしたい! そんなときは、筋肉の中で作られた活性酸素を除去する働きのある成分が含まれる、とり肉料理がおすすめです。さらに、野菜や発酵食品を組み合わせた「スタミナ丼」なら、栄養バランスも文句なしですよ。今回は、人気のタッカルビ風レシピを紹介します!
教えてくれたのは
▷市瀬悦子さん
料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに多数のレシピを提案。特に食べごたえのあるガッツリ味はお任せあれ。
夏バテにきく肉×野菜のスタミナ丼。ココがポイント!
管理栄養士、料理研究家の牧野直子さんに、肉×野菜のスタミナ丼が夏バテにきく理由や、材料選びのポイントについてうかがいました。
ご飯×肉×野菜の組み合わせが◎
エネルギー源になる糖質をとったうえで、筋肉量を維持するたんぱく質源と、汗などで失われるビタミンとミネラルを野菜で補うメニューは一石三鳥!
疲労回復を促す豚肉orとり肉で
豚肉は疲労回復を促す水溶性ビタミンのビタミンB1が豊富。とり肉は筋肉の中で作り出される活性酸素を除去する働きのある成分が含まれます。
アリシン、ビタミンCを含む野菜を選んで
ビタミンB1の働きを助ける成分アリシンが含まれる玉ねぎ、にら、にんにく、ビタミンCが豊富なパプリカ、しし唐辛子などを使うとより効果的。
以上のポイントを押えたスタミナ丼を作ってみましょう!
とりキムチーズ丼
とろ~りチーズが具材にからんで◎
【材料・2人分】*1人分698kcal/塩分2.8g
・とりもも肉・・・ 1枚(約250g)
・黄パプリカ ・・・1/2個
・白菜キムチ(カットタイプ)・・・100g
・ピザ用チーズ ・・・60g
・温かいご飯・・・ どんぶり2杯分
塩 サラダ油 しょうゆ みりん
【作り方】
1.パプリカは一口大に切る。キムチは1~2cm幅のざく切りにする。とり肉は余分な脂肪を除いて一口大に切り、塩少々をふる。
2.フライパンに油小さじ1を中火で熱し、とり肉の皮目を下にして並べ入れる。焼き色がついたら上下を返し、パプリカを加え、ふたをして弱火で約3分蒸し焼きにする。
3.キムチと、しょうゆ、みりん各小さじ1を加えて中火にし、さっと炒め合わせる。ピザ用チーズをのせ、ふたをして弱火で約1分蒸し焼きにしてチーズを溶かす。
4.器にご飯を盛り、 3をのせる。
* * *
さまざまな調味料を揃えなくても、キムチを使えば簡単に本格的な風味になります。キムチやチーズの量はお好みでプラスしてもいいので、ぜひ作ってみてくださいね!
監修/牧野直子 レシピ考案/市瀬悦子 撮影/澤木央子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ ’24 9月号より>
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