ごぼうに牛肉のうまみが加わった最強おかず「牛ごぼうのしぐれ煮」【笠原将弘さんの秋野菜レシピ】

秋になると食べたくなるのが味しみしみの煮もの。とくに旬の野菜×肉の煮ものは、栄養豊富なので、ぜひ食卓に並べたい一品です。そこで、旬野菜のおいしさを引き出す達人・「賛否両論」の笠原将弘さんに、秋においしくなる「ごぼう」の魅力を存分に生かした、煮ものレシピを教わってきました!

教えてくれたのは…
▷笠原将弘さん
東京・恵比寿にある、大人気の日本料理店「賛否両論」店主。雑誌『レタスクラブ』連載も大好評。「秋野菜はどれも大好き。今回は特に旬の秋野菜を使い、新米に合うおかずを考えてみました」
牛ごぼうのしぐれ煮
ごぼうを少し大きめに切ると味わいくっきり

【材料・2~3人分】*1人分290kcal/塩分3.3g
・ごぼう・・・ 200g
・牛切り落とし肉 ・・・200g
・しょうが ・・・20g
■煮汁
└酒・・・1/2 カップ
└しょうゆ ・・・80ml
└みりん ・・・1/4カップ
└砂糖 ・・・大さじ2
└水 ・・・1カップ
【作り方】
1.ごぼうはたわしでよく洗って一口大の細長い乱切りにする。水から約8分、やわらかくなるまで下ゆでし、水けをきる。
2.しょうがはせん切りにし、さっと洗って水けをきる。
3.鍋に煮汁の材料を入れ、中火にかける。煮立ったら牛肉を3~4回に分けて、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を通していったん取り出す。
4.煮汁を煮立て、アクをしっかり除く。1 、2を加え、弱火で約15分煮る。
5.牛肉を戻し入れてさっと煮て、火を止める。そのまましばらくおいて味をなじませる。
【ごぼうのおいしいポイント】
牛肉、豚肉、とり肉など、肉全般と相性がいい。和食のイメージが色濃くあるけれど、実はバターや牛乳などにも合う。煮ても焼いても揚げてもいい万能野菜。
* * *
牛肉は煮込みすぎないのがやわらかく仕上げるコツなんですね。反対に、ごぼうは大きめに切ってじっくり煮込み、煮汁のうま味をしみこませる。こっくり味の秋の味覚をたっぷり堪能してくださいね!
レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ 2025年10・11月合併号より>

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