プロのひと工夫で定番のグラタン&ポテサラがグッとおいしく!「じゃがいも」レシピ2品【笠原将弘さんの秋野菜レシピ】

秋と言えば根菜の季節! なかでも「じゃがいも」が主役のおかずは数え切れないほどあるけれど、代表的なのがグラタンとポテサラではないでしょうか。そこで、旬の野菜のおいしさを引き出す達人・「賛否両論」の笠原将弘さんに、ひと味違うじゃがいもグラタン&ポテサラのレシピを教わってきました!

教えてくれたのは…
▷笠原将弘さん
東京・恵比寿にある、大人気の日本料理店「賛否両論」店主。雑誌『レタスクラブ』連載も大好評。「秋野菜はどれも大好き。今回は特に旬の秋野菜を使い、新米に合うおかずを考えてみました」
じゃがいもシンプルグラタン
やや厚切りにしてじゃがいもの食感を楽しもう

【材料・2~3人分】*1人分224kcal/塩分1.4g
・じゃがいも(メイクイーン)・・・ 3個
・牛乳 ・・・180ml
・ピザ用チーズ・・・ 50g
・にんにくの薄切り ・・・1片分
バター 塩 粗びき黒こしょう
【作り方】
1.じゃがいもは1cm厚さに切ってさっと洗う。
2.鍋に1 、にんにく、牛乳、バター20g、塩小さじ1/2、粗びき黒こしょう少々を入れ、中火にかける。煮立ち始めたら吹きこぼれないように弱火にし、じゃがいもがやわらかくなって煮汁にとろみがつくまで約10分煮る。
3.耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをのせる。
4.オーブントースターに入れ、チーズがこんがりとするまで約8分焼く。
和風ポテトサラダ
マヨネーズを使わない、あっさり系。なめたけと塩昆布が味のアクセント

【材料・2~3人分】*1人分121kcal/塩分1.3g
・じゃがいも(だんしゃく)・・・ 3個
・なめたけ ・・・大さじ2
・万能ねぎの小口切り・・・ 3本分
・塩昆布 ・・・5g
・白いりごま・・・ 少々
■A
└ごま油・・・ 小さじ2
└酢 ・・・小さじ1
└砂糖、塩 ・・・各ふたつまみ
└こしょう ・・・少々
【作り方】
1.じゃがいもは皮つきのまま8等分に切り、水から下ゆでする。沸いたら弱火にし、やわらかくなるまで約13分ゆでて、湯をきる。熱いうちにペーパータオルなどで皮をつまむようにしてむく。鍋に戻し入れ、からいりしながら水分をとばす。
2.Aを加え、木べらで少し潰しながら混ぜ合わせる。
3.なめたけ、万能ねぎ、塩昆布を加えてさっくり混ぜる。器に盛り、白ごまをふる。
【じゃがいものおいしいポイント】
和洋中、何でも合うじゃがいも。煮ものにするならメイクイーン、潰して使うならだんしゃくがおすすめ。秋のじゃがいもはでんぷん質が多いのでそれを生かして。
* * *
「じゃがいもシンプルグラタン」は、あえてほかに具材を加えず、じゃがいもととろけるチーズのハーモニーを味わう一品です。「和風ポテトサラダ」は新米にも合いますよ。ぜひ作ってみてくださいね!
レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ 2025年10・11月合併号より>

▼『レタスクラブ ’25 10月11月合併号』は笠原将弘さんの「秋野菜満喫レシピ」特集!▼
今月は「賛否両論」笠原将弘さんが教えてくれた、秋野菜の魅力を存分に生かしたレシピをたっぷりご紹介。和食の料理人ならではの食材の組み合わせや調理法が満載で、料理のレパートリーが広がります!/パパッとできる「お刺身のおいしいかさ増しレシピ」/さつまいもLOVERSが厳選した「さつまいものおやつBEST7」/【とじ込み付録】「もやしのおかずBOOK」/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「月~金×4週分の晩ごはん 10月の平日ラク献立」/【大人気連載】オトナのNEWSは小山慶一郎さん登場!/韓国スターの素顔に迫る「FOCUS ON K-ACTORS」はD-LITEさんほか/コミックエッセイも多数!レタスクラブ10月11月合併号をぜひお楽しみください。
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