使わずそのまま…をなくす! すぐ調理に使えるとり肉冷凍保存法
割安なお徳用パックを購入→余った分は冷凍→結局使わないまま冬眠状態…ということ、ありませんか?「結局使わない」のは、そのまま冷凍してしまうから。「調味料をからめて冷凍すると、肉がやわらかくなり、味つけの手間もなし! ただ焼くだけでも1品作れます」と料理研究家の池上正子さん。
冷凍&調理のポイントと、とり肉3兄弟の冷凍法から教えてもらいました!
冷凍&調理のポイント
【下味は調味料2つでOK!】

調味料2つのシンプルな下味だから、作る手間がかからずラクチン! 肉にもしっかり味が入っておいしく仕上がります。また、調理時にほかの調味料を足すことも可能。味をみて、足りなければ塩などでととのえて。
【保存袋の端まで広げて平らにして冷凍! 】

保存袋に肉を入れたあと、袋を立てて冷凍すると肉が下に固まってしまい、解凍に時間がかかります。肉を入れたら袋の端まで広げ、平らにした状態で冷凍するのがコツ。このひと手間で火の通りが均一になります。
【凍ったまま調理! 】

室温に2~3分おいて袋から出したら、解凍なしで熱いフライパンや鍋に投入。野菜と一緒に調理するときは、野菜に先に火を通してから凍った肉を加えて(冷凍野菜を使う場合は、先に肉と水約1/4カップを入れて蒸し焼きにして解凍し、最後に野菜を投入して)。
とり肉3兄弟はこうやって冷凍しよう!
【とりもも肉】カレートマト味に


厚い部分を包丁で開いて均一にし、5~6等分に切ります。保存袋に調味料(とりもも肉300gに対して+トマトケチャップ大さじ2+カレー粉小さじ1)を入れて混ぜ、肉を加えてからめます。
●使い方
・薄切りじゃがいも、肉、チーズの順に重ねてレンジ蒸しにしたり、トマト缶と煮込んでカチャトーラ風に。
・おろしにんにくを加えて焼き、タンドリー風にしたり、米を炊くときにのせればチキンライスにも。
【とりむね肉】ゆずマヨ味に


包丁で厚みを均一にし、一口大のそぎ切りにします。保存袋に調味料(とりむね肉300gに対して+マヨネーズ大さじ2+ゆずこしょう少々)を入れて混ぜ、肉を加えてなじませます。
●使い方
・小松菜やじゃがいもと一緒に蒸し焼き、キャベツときのことの炒めもの、オーブン焼き、和風パスタに。
・豆乳シチューや豆乳鍋、レンジ蒸しにしてサンドイッチやサラダの具にしても。
【とり手羽中】オイル味に

保存袋に調味料(とり手羽中8本/約200gに対して+オリーブ油大さじ2 +塩小さじ1/3)を入れて混ぜ、肉を加えてなじませます。
●使い方
・薄切りにしたごぼうやれんこんと一緒に蒸し焼きにしたり、豆と一緒にスープで煮込んでも。
・好みのドライハーブや粗びき黒こしょうを加えて、オーブン焼きや蒸し焼き、炒めものにもおすすめ。
※いずれも【保存期間】は2週間です。
下味つきだから、ただ焼くだけでもOK! 特売日にジャンボパックを買っても怖くないどころか、忙しい日用のストックまでできちゃうなんてうれしいですね。
Information
料理研究家。アイディア料理が得意で、特に冷凍調理に定評がある。著書に『ラクラク、おいしい! 下味冷凍ワザあり便利帳』(永岡書店)ほか。
撮影=安井真喜子 編集協力=佐藤由香(シェルト*ゴ)
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