健康食品業界にブームを巻き起こす“酵母”は、なぜそれほど注目されるのか?

#食   
味噌は発酵食品の代表格


酵母といえば、発酵食品を作る際に使用されるもの。近年、美容効果が話題にもなり、「よい酵母の日」(4月15日)、「酵母の日」(11月5日)なるものも制定されるほど注目度がアップしています。

そこで、改めて酵母とは何かから、健康にうれしい情報を、酵母を多く含む食材と合わせてご紹介します。

そもそも酵母とは? 日本人には身近な存在で栄養素がたっぷり!


酵母とは、日本酒や味噌などを生成する際に用いられる発酵菌の一種です。食品に含まれる糖をアルコールと炭酸ガスに分解し「発酵」をおこなう、人間にとって有益な微生物です。

酵母は人間にとって必要なたんぱく質、ビタミン、βグルカンなどの栄養素を多く含んでいます。それらの働きにより、便秘を解消したり、血糖値の上昇を抑えたり、免疫力を向上させたりと、健康にうれしい効果を発揮してくれます。

よく混同されがちなものに「酵素」がありますが、酵素は体内でのいろいろな化学反応を助けてくれるタンパク質で、菌である酵母とは別もの。とはいえ、どちらも健康に効果的なありがたい存在です。

酵母が含まれる食品をピックアップ!


【写真】様々な調味料にも酵母が活用されています


酵母を利用した代表的な食品には次のようのものがあります。

・ 日本酒やビール・ワインなどのアルコール飲料

・ 味噌や醤油、酢、みりんといった調味料

・ ぬか漬け

・ キムチ

・ チーズ

・ パン

どれも身近なものばかりですが、よくみると和食になじみのあるものが多いことに気づきます。日本食を食べることで、自然と酵母のパワーをもらっているんですね。味噌や醤油といった日本の調味料特有のコクや旨み、香りも酵母の作用によるものなんですよ。

みなさんも身近な調味料や食品から、「酵母」を取り入れた生活を送ってみてくださいね。

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【材料】(2人分)

肉みそ

 ・豚ひき肉…100g

 ・しょうがのみじん切り…1かけ分

 ・えのきたけのみじん切り…1/2袋分(約60g)

 ・だし汁…1/2カップ

 ・砂糖、みそ…各大さじ1 1/2

 ・酒…大さじ1

白菜…1/4株

万能ねぎの小口切り…2本分



【作り方】

1. 肉みそを作る。フライパンを油をひかずに温め、ひき肉を入れて炒める。脂が出たら拭き、ほかの材料を加えて汁けがほとんどなくなるまで、炒め煮にする。 

豚ひき肉には脂がたくさん含まれている場合が多い。加熱すると脂肪部分が溶け出すので、先に炒めて出た脂をペーパータオルなどで拭き取ってから調味することでカロリーダウンに。

2. 白菜は芯をつけたまま縦半分に切る。耐熱皿にのせて塩少々をふり、ふんわりとラップをかけて電子レンジで約8分加熱し、取り出す。やわらかくなるまでラップをかけたままおき、粗熱がとれたら汁けを軽くきる。

3.白菜をくるっと巻いて器に盛り、1をのせ、万能ねぎを散らす。

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