真っ黒な見た目がインパクト大! 宮廷料理「ミヌダル」を家庭で再現

#食   
「ミヌダル」


豚ロース肉の調理方法は、とんカツにしたりポークソテーにして食べたりとどうしてもアレンジ数が限られがち。そこで今回は、豚ロース肉のまったく新しいメニューをご紹介していきましょう。斬新な見た目の「ミヌダル」を食卓に出せば、食べる人をアッと驚かせることができそう。

真っ黒な見た目でインパクト大のミヌダルは、豚ロース肉を黒ごまのペーストでコーティングした蒸し料理。黒すりごまと黒練りごまを合わせて作る「黒ごまペースト」が、ごま特有の香り高さを存分に引き出しています。見た目と味のギャップを楽しみながら、ヘルシーなミヌダルを堪能してみては?

ミヌダル


【材料・作りやすい分量・2~3人分】

豚ロースとんカツ用肉 2枚(約300g)、漬け汁(しょうゆ 大さじ2、泡盛、みりん、砂糖 各大さじ1、にんじん 1/2本、サラダ菜 5~6枚、黒ごまペースト(黒すりごま、黒練りごま 各大さじ3)

【作り方】

1. 豚肉は包丁で数カ所、切り込みを入れて筋を切る。にんじんは4cm長さ、1cm幅の拍子木切りにする。肉は蒸したときに縮んで、ごまペーストが落ちないように、赤身と脂肪の間の筋を、包丁で深めに刺すようにして筋を切る。

2. バットに漬け汁を入れ、ペースト用に大さじ3をとりおく。バットに肉を加えて約1時間、途中上下を返して漬ける。

3. 黒ごまペーストを作る。2でとりおいた漬け汁と残りの材料を混ぜ合わせる。

4. 2の肉の汁けをペーパータオルで拭き取り、3を等分して片面に平らにぬり広げて、約15分おく。

5. 耐熱皿に厚手のぺーパータオルを敷き、4を並べる。深めのフライパンに水2カップ(多く入れると水滴が落ちて黒ごまペーストがはがれやすくなるので、空だきにならない程度の量)を入れ、中央に小皿を置いた上に、耐熱皿をのせる。ふたを、水滴が落ちないようにふきんでキッチリ包んでかぶせ、弱火で30~40分蒸す。蒸し上がる10分前ににんじんを入れ、一緒に蒸す。耐熱皿ごと取り出し、そのままさます。

深めのフライパンがない場合は鍋で。皿に肉の脂を吸わせる厚手のペーパータオルを敷き、ふたも水滴が落ちないようにふきんで包む。


6. 肉を食べやすい大きさに切って器に盛り、にんじん、サラダ菜を添える。

(1人分448Kcal、塩分1.4g)

豚肉をおおう黒ごまペーストが蓑(みの)のようにみえることから名づけられた「ミヌダル」。昔は琉球王朝時代の宮廷料理として食べられていました。見た目からは想像がつきませんが、蒸し料理なのであっさりといただくことができますよ。

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ミヌダル

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