【ニトリフライパンおすすめ5選】お手頃価格で使い勝手も◎! ニトリフライパンの魅力と選び方

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ニトリのフライパンは品質も保証されているので、安心して使うことができる。

生活雑貨でおなじみの「ニトリ」。リーズナブルでラインナップが豊富なため、口コミでも評価が高いようですが、フライパンもまたしかり。新しいフライパンを探すとき、ニトリのものを検討する人が多いようです。でも、お手頃価格だからこそ、品質や使い勝手が気になって選びづらいもの...。

そこで、料理道具コンサルタントの荒井康成さんに、ニトリフライパンの上手な選び方や使い方を教えてもらいました。おすすめ製品やフライパンで作るいちおしレシピもご紹介します。

ニトリフライパンのことをよく知って、生活に取り入れてみませんか?

▶︎教えてくれた人
荒井康成 (あらい・やすなり)さん

荒井康成 (あらい・やすなり)さん:料理道具コンサルタント。洋菓子店店長、和陶器店主を経て、フランス陶器エミール・アンリ社の日本法人設立に携わる。以後、日本初の「料理道具コンサルタント」として独立し、各食情報誌でのコラム執筆やスタイリング撮影など、多岐に渡り活動中。著書に「ずっと使いたい世界の料理道具」(産業編集センター刊行) 。

料理道具コンサルタント。洋菓子店店長、和陶器店主を経て、フランス陶器エミール・アンリ社の日本法人設立に携わる。以後、日本初の「料理道具コンサルタント」として独立し、各食情報誌でのコラム執筆やスタイリング撮影など、多岐に渡り活動中。著書に「ずっと使いたい世界の料理道具」(産業編集センター刊行) 。


厳しいテストで品質保証。ニトリフライパンの魅力と特徴

ニトリの生活様式に合わせて選べばキッチンのインテリアにもなじみやすい

お値段の安いものを選ぶときにつきまとうのが、品質についての不安。「安かろう悪かろう」では困りますよね。使い勝手は? 耐久性は?ほかの メーカーのものと比べて劣る、なんてことはないのでしょうか。荒井さんに聞きました。
「ニトリのフライパンは、既存の専門メーカーに委託して製造されています。たくさん製造することで価格が抑えられている面もあり、品質的には遜色ありません。商品化するための審査や品質テストも非常に厳しいですし、コーティング加工も良いものを使用しています。安心して使えるフライパンです」

また、ニトリのフライパンは「ニトリの生活様式を楽しむ人向けに開発されている」と、荒井さん。インテリアやその他のキッチン道具などでニトリのものを愛用している人にとっては、より生活になじみやすいフライパンといえるでしょう。


ニトリのフライパンは種類は豊富! 素材や大きさによる基本的な違いをおさらいしよう

ニトリのフライパンには、一般的なコーティングフライパンから、「ニトスキ」の相性で知られる鉄製のスキレット、グリルパン、卵焼き器まで、さまざまな種類があります。サイズ展開も豊富で、どれを買うべきか迷ってしまいがち。口コミの評判を参考にすることも大切ですが、まずは素材や大きさによる一般的な違いを覚えて、比較検討の手がかりにしてください。
フライパンにはさまざまな選び方があります。公式通販サイトでは、機能や仕様のほか、サイズ、容量、素材など、さまざまな条件で絞り込めるようになっているので、活用するといいでしょう。

【素材で選ぶ】焼きものに強い鉄製、手軽に使えるコーティング

ニトリのフライパンの素材には、鉄とアルミニウムがあります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

▶︎鉄製
熱伝導率が高く、熱を長時間蓄えられる鉄製フライパン。炒める、焼く、揚げるといった調理法には最適です。頑丈で、傷を気にせず使うことができますし、焦げてしまってもこそげ落として油をなじませればOKです。ただし、食材の焦げ付きを防ぐための油ならしや油返し、使用後にはサビを防ぐためのお手入れなど、細やかなメンテナンスが必要です。

▶︎アルミ製
軽いので扱いやすいのが特徴。熱ムラが少なく、効率よく火を通せます。素材の特徴として、高温になりすぎると食材がこびりつきやすく、火力調整に慣れた人向けです。
ただし、ニトリで販売されているアルミ製のフライパンは、表面にフッ素樹脂などのコーティングが施されているため、食材がくっつかず、誰でも扱いやすいフライパンといえます。コーティングの耐久性もレベル分けされているので (公式通販サイトでは耐久力1〜4で表示) 、選ぶ際に参考にしてもいいでしょう。

【サイズで選ぶ】ラインナップは直径14〜30cm。人数や用途に合わせて選ぶ

ニトリのフライパンは、直径14cmから30cmまで、幅広く揃っています。家族の人数や用途に合わせて、使い勝手のよいサイズを選びましょう。

人数によるサイズ選びの目安としては、1〜2人家族なら20〜24cm、3〜4人家族なら26〜28cm程度。
また、人数の多い家庭でも、朝食やお弁当作り用に小型のフライパンがあると重宝します。サイズ選びに迷ったら、直径や深さの異なるものを組み合わせたフライパンセットを検討するのも一つの手です。

なお、小さいサイズでは、通称「ニトパン」と呼ばれるIH対応のグリルパンも人気です。フッ素樹脂加工が施されているので焦げ付きにくく、そのままオーブンや魚焼き器に入れて調理することもできます。


【持ち手のタイプで選ぶ】持ち手を外せるシリーズも人気

一般的によく見られる「一体型」と、持ち手が外せる「着脱型」があります。
ニトリのオリジナル商品である「TORERU」シリーズは、持ち手を外してシリーズ内のほかのフライパンに付け替えて使用することができます。収納しやすく、洗いやすいのでお手入れもラクという点で人気です。


【熱源で選ぶ】IH対応・非対応は必ずチェック

ニトリのフライパンには、IH対応しているものとそうでないものがあります。自宅の熱源に合わせて選選んでください。熱源がガスであればガス火専用のものがいいと思います。IH対応のものは、接触面の大きさもチェックしておきましょう。


ニトリフライパンの使い方・お手入れのコツ

素材に合わせたお手入れによって、フライパンをより長持ちさせることができる

素材や表面の加工によって、調理のコツやお手入れ方法が異なります。長持ちさせるために覚えておきましょう。

▶︎フッ素樹脂加工の場合

調理のコツ
高熱に弱いため、予熱は短時間にします。空焚きもNG。なるべく強火を避け、中火〜弱火で調理しましょう。金属製の調理器具は加工を傷つけることがあるため、木や樹脂製の器具を使います。

使用後のお手入れ
表面加工に油分や水分が入り込むことはがれやすくなります。料理を入れたままにせず、早めに汚れを落とします。冷めるのを待って、柔らかいスポンジなどで洗いましょう。洗剤の使用はOKですが、スチールウール製のたわしやクレンザーは、表面加工を傷つける恐れがあるので避けます。

▶︎鉄製の場合

使用前に行うこと
サビ止めのコーティング加工が施されている場合は、使用前にコーティングを焼き切る「空焼き (焼き込み) 」が必要です。フライパンを軽く洗ったら中火から強火で焼きます。5〜10分ほどしっかり加熱後、自然に冷まします。

使い始めは「油ならし」をしましょう。中火で2〜3分加熱したら、火を止めて多めの油を入れ、弱火で3分程度加熱。火を止めて余分な油を取り除いてから、キッチンペーパーなどで油を擦り込むようにふき取ります。

使用時のメンテナンス
調理前に毎回「油返し」をすることで、くっつきにくくなります。中火でフライパンを温めてから、多めの油を入れて弱火で3分加熱。火を止めて余分な油を取り除いてから、必要な量の油を入れて調理を始めましょう。

使用後のお手入れ
洗剤で洗うのはNG。使用後はすぐにお湯で洗うか、キッチンペーパーでさっと汚れを拭き取ります。洗った場合は、水分を拭いてから加熱し、完全に水分を飛ばします。キッチンペーパーなどで内側に油を擦り込むように塗って完了です。



ニトリフライパンのおすすめ商品5選

TORERU 取っ手が取れるフライパン 20cm

取っ手が取れるフライパン (20cm TORERU)

取っ手がとれるフライパンです。かさばらないので洗い物も楽ですし、サイズ違いを複数重ねて収納することもできます。20cmはパンケーキや目玉焼きにぴったりな小ぶりサイズ。マーブルコーティングでこびりつきにくいのに、金属ヘラの使用もOK。ガスとIH両方に対応しており、オーブン調理にも使えます。


KARUFURA3 ガス火 超軽量フライパン 26cm

ガス火 超軽量フライパン(26cm KARUFURA3 ブラック)

約490gとペットボトル1本分ほどの軽さで使い勝手の良い、ガス火専用のフライパンです。力の弱い方でも振りやすく、洗い物も楽にできます。26cmは2〜3人前の料理を作るのにちょうど良く、汎用性の高いサイズ。内面はこびりつきにくいマーブルコーティング、外面はセラミック塗膜加工でお手入れも簡単です。



IH超深超軽量フライパン 28cm

IH超深超軽量フライパン28cm

超深型で鍋としても活用できるフライパンです。28cmサイズで高さは13cmあり、多めに作りたい煮物やスープにも便利。内面はこびりつきにくいダイヤモンドコーティング、重さも超軽量なので、後片付けが楽になります。ガス・IHどちらもOK、炒めるのにも煮るのにも使えるので、調理器具の数を抑えたい人にもおすすめです。


鉄フライパン 26cm

鉄フライパン(26cm)

ニトリならではのお手頃価格で購入できる鉄製フライパン。使い込むほどにこびりつきにくく、また錆びにくくなるので、じっくり育てる楽しみがあります。鉄は熱に強く、強火でさっと焼けるので食材のうまみを封じ込めやすく、短時間でおいしく仕上がります。熱を保つ力も抜群なため、ハンバーグなどの均一に焼き上げたい料理にもピッタリです。


スキレット鍋 15cm

スキレット鍋 15cm(6インチ)

カフェのようなおしゃれな食卓を演出できるスキレット。重厚な鋳鉄製で保温性が高く冷めにくく、アツアツの料理が楽しめます。15cmは一人前のアヒージョや焼き肉にぴったりなサイズ。自宅だけでなく、キャンプでウインナーやお肉を焼くのにも活躍してくれます。お手入れは必要ですが、適切に行えば長く使い続けられます。



フライパンで作る!プロのおすすめレシピ


ハンバーグのピザ風

ハンバーグのピザ風

トマトとチーズを乗せてピザ風に仕上げたハンバーグです。1個ずつ成型するのではなく、肉だね全てを広げて大きく焼くことでジューシーな仕上がりに。

ブロッコリーと牛肉のドミグラスソース煮

ブロッコリーと牛肉のドミグラスソース煮

牛肉をドミグラスソースで煮込んでハヤシライス風に。ブロッコリーは別に下茹でしておいたものを最後に加えると、色鮮やかに仕上がります。

えびのアヒージョ

えびのアヒージョ

ミニトマトの赤が鮮やかな、えびを使った定番のアヒージョ。スキレットごとテーブルに出せば、一気におしゃれな食卓に。見た目にもパンを添えて、にんにく風味のオイルにひたしながらどうぞ。

文=さいとうあずみ

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