ご飯を炊く時は酢を入れる、抗菌シートは必須… 夏に向けて覚えておきたいお弁当の“食中毒対策”

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子どもに毎日お弁当を持たせている親ごさんは、これから暑くなってくると“食中毒”が気になってきますよね。生ものだけじゃなく、加熱してあるものもジワジワと熱が加わることで傷みやすくなってしまいます。そこで今回は簡単にできる食中毒対策をご紹介しましょう。

■食中毒対策には農林水産省のページが参考になる!

食中毒対策の参考にしたいのが、“農林水産省”の公式サイトにある「さらば食中毒!お弁当づくりの知恵」というページ。まず調理前の注意点としては、弁当箱を洗う際に“パッキン”の部分を外してしっかりと洗うことがあげられています。パッキンは汚れが残りやすく、洗い切れていないと菌が繁殖する原因になってしまうそうです。

また、調理については加熱時のポイントが記載されています。卵焼きの中心までよく火を通すといったことはよく知られていることですが、意外と見落としがちなのが電子レンジでの加熱調理。説明によると、電子レンジで加熱する場合は外側だけに熱が加わり、中まで熱が通らないことがあるので、途中で一度かき混ぜて加熱のムラをなくすのが大事とのこと。さらにお弁当作りに使いがちな“作り置きおかず”は夏は避けるのがベター。もし使う場合でも、お弁当箱に詰める前に一度加熱することを推奨しています。

■他の親ごさんたちが実践している対策とは?

Twitter上には、実際に毎日お弁当づくりをしている親ごさんたちから“食中毒対策”の知恵が続々と上がっています。「おにぎりは絶対ラップで握る! 手で握ると菌がつくからね。愛情を込めて作りたいなら、素手より断然ラップですよ」「ミニトマトはヘタの緑色がついてる方がカラフルだけど、雑菌がついてるから取るのが鉄則」「ご飯を炊くときにお酢を混ぜるようにしてる」「おかずとかご飯は完全に冷めてからフタ! 美味しさも全然違う」といった声が。

また、100円ショップで売っているグッズを活用している親ごさんも大勢います。「子どもには100均で買った保冷バッグに必ず入れさせてる。今はカワイイデザインのも多いし便利」「小さい保冷剤を2個お弁当袋の中にイン。シロクマデザインとか浮き輪型とか色々あるのも楽しいし、確実に冷やしてくれる」と、保冷グッズを活用している人は少なくありません。他には「お弁当用の抗菌シートを入れる」という声も見られました。抗菌シートは、ワサビやしょうがといった抗菌に効果のある成分が含まれているシートで、お弁当箱の中の雑菌の繁殖を抑える効果が期待できる優れものです。

保温・保冷のできるスープジャーにお弁当を詰めるというのも良い手かもしれませんね。せっかく愛情を込めて作るお弁当ですから、傷まないようにしっかりと対策をしていきましょう。

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