余ったそうめんがイタリアンに大変身!? 本格的な秋が来る前に使い切るためのお役立ち料理

#食   
余ったそうめんをいかに美味しく使い切るか。それが問題


今の時期に処理に困るのが、お中元でいただいたり、特売で買っておいたりして余ってしまったそうめん。肌寒い日も増えてきているので、「ゆでてめんつゆでツルツルっ」というのも何だか気が引けてしまいますよね。ひと手間加えて、秋にふさわしいアレンジをしてみませんか?

 

そうめんで秋の味覚を味わおう


9月7日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ)では、関ジャニ∞の横山裕と水卜麻美アナウンサーが、有名シェフによる余ったそうめんのアレンジ料理にチャレンジしました。和食の村田明彦シェフが伝授してくれたのは「さんまのかば焼きそうめん」。

村田シェフによると、おいしくそうめんをゆでるためにはお湯に1%の酢を入れるのがコツなんだそう。ゲストの鈴木梨央が「普通の10倍おいしい!」と絶賛したそうめんの上にのせるのは、「さんま」「なす」「まいたけ」といった秋の味覚。さんまは3等分、なすは一口大にカットし、まいたけは食べやすい大きさにほぐします。

初めにごま油でなすとまいたけを焼き、なすがやわらかくなったところで小麦粉をまぶしたさんまを投入。次に酒、みりん、しょうゆ、オイスターソース、砂糖などを混ぜ合わせた「かば焼きのたれ」をかけ、さんまに火が通るまで加熱します。出来上がったらそうめんの上にのせれば完成。万能ねぎと半分に切ったかいわれも加えましょう。

今が旬の食材をふんだんに使っているので、視聴者も「秋に食べても違和感ない!」「これはめっちゃ使えそうなアレンジ」「さんまをそうめんにのせるのは盲点だった」と興味津々。夏から秋に変わる今だからこそ楽しめそうなメニューですね。

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そうめんがイタリアンに大変身


イタリアンの桝谷周一郎シェフは「イタリアン風パリパリそうめん」をレクチャー。まずはみじん切りのベーコンをにんにくと一緒にオリーブオイルで炒めます。次に、さいの目にカットしたトマトにツナを混ぜ、めんつゆ、塩、こしょうで味つけ。最後に炒めておいたにんにくとベーコンを混ぜ合わせればソースの準備はOKです。冷やしておくと味なじみが良くなり、うまみがアップするんだとか。

そうめんは、ゆでた後にオリーブオイルで揚げ焼きに。両面を焼きあげれば、「パリッ」「サクッ」と包丁で切れるパリパリそうめんの出来上がりです。好みの大きさにカットしてソースをかけると、そうめんがイタリアンに大変身。スタジオで実食した南原清隆や松田龍平、長澤まさみたちは「おいしい」「パリパリが邪魔しない!」「おしゃれだから人が来た時に出せそうです」と大満足していました。

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ピリ辛味で食が進む!「そうめんのキムチあえ」


そのまま食べてもおつまみとしても使えるアレンジ料理を紹介していきましょう。1/3~1/2の長さに折ってゆでたそうめんは、ペーパータオルをかぶせて上から軽く押さえて水けをよく切ります。

あとは、ボウルにそうめんと食べやすく切ったキムチ、レモン汁、ごま油、塩、こしょうを入れてあえるだけ。最後に万能ねぎを散らして彩りをプラスします。調理時間はわずか6分なので、パパっと作れるのがうれしいところ。レモン汁のさわやかな酸みも良いアクセントになっています。

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ほっこり温かい「そうめんとみょうがのすまし汁」


次は、食欲がない時にもいただきやすい「そうめんとみょうがのすまし汁」。みょうがは、縦半分に切ってから薄切りに。だし汁に半分に折ったそうめんを入れ2~3分煮たら、みょうがを加えてしょうゆと塩で味つけします。好みで青のりをふれば、また違った風味を楽しめますよ。

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そうめんは常温保存ができますが、湿気のあるところや室温が高いところに置きっぱなしはNG。カビや虫がつきやすくなってしまいます。おいしく食べられるうちに使い切れるよう、アレンジ料理を作ってくださいね。

 

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