酢&青じその香りが 涼を呼ぶ!「塩さばときゅうりのお手軽混ぜずし」【長谷川あかりさんのお酢レシピ】

食欲が落ちがちな暑い時期は、酢の出番です。酸味だけでなくうまみもあるので、上手に使いこなせば、料理の味がワンランクアップ! そこで、大人気の料理研究家・長谷川あかりさんに教えてもらった、夏にうれしい酢の働きと、食卓が豊かになる酢のレシピを紹介します。

教えてくれたのは…
▷長谷川あかりさんさん
人気急上昇中の料理研究家・管理栄養士。なんでもない日を幸せにする、最小限の材料で作れる、シンプルで豊かなレシピを提案。X(旧Twitter)@akari_hasegawa
夏の食卓には酢が欠かせないワケ
酢にはいろいろな効果があるとされますが、とくに夏にうれしいのは次の3点です。
疲労回復をサポート
酢に含まれるクエン酸が疲労物質である乳酸を分解。代謝を活発にすることで、スタミナアップにつながります。
減塩効果でむくみを解消
塩分控えめでも酢を使えば、味にメリハリが。体内に余分な水分をためることが防げるので、むくみ解消効果が期待できます。
食欲増進&消化の促進に
酢のさっぱりとした酸味で、夏バテ気味のときでも食が進みます。また、唾液量が増えて、消化吸収がよくなる効果も。
では、そんな酢のパワーを活かした、長谷川さんご自慢のレシピを紹介します!
塩さばときゅうりのお手軽混ぜずし
合わせ酢いらずでラクチン!

【材料・2~3人分】*1人分401kcal/塩分2.2g
・塩さば(半身)・・・1枚(約140g)
・きゅうり ・・・2本(約200g)
・温かいご飯(ややかために炊いたもの)・・・ 400g
■A
└砂糖・・・ 小さじ1
└塩 ・・・小さじ1/3
└おろししょうが・・・ 1かけ分
└白いりごま、オリーブ油・・・ 各大さじ1
└酢 ・・・大さじ2
・青じそのせん切り・・・ 5枚分
塩
【作り方】
1.フライパンに湯を沸かしてさばを入れ、煮立たせないように約7分静かにゆでる。取り出して水けを拭き、さまして骨と皮を除き、ほぐす。
2.きゅうりはあればスライサーで薄い輪切りにし、塩小さじ2/3をからめる。約10分おき、水けを絞る。
3.ボウルにご飯、1、2を入れ、Aを順にご飯全体にいきわたるように加える。しゃもじでボウルの底からさっくりと大きく混ぜる。器に盛り、しそを散らす。

おいしさ新発見!
<刺し身にも酢をつけてみよう>

いつもはしょうゆをつけるところを、酢とオリーブ油に変えると新鮮なおいしさに。刺し身には重量の1%を目安に塩をふっておき、粗びき黒こしょうをふって。
※酢は摂取し過ぎると胃に負担をかけることがあるので、使いすぎには注意してください。
* * *
混ぜずしは大皿に盛って食卓に出し、各自が食べたい分量だけ取り分ければ、見た目も豪華だし食べ残しも減りますよね。さばのうまみが効いているので、さっぱり食べられておいしいから、夏のブランチにもおすすめです!
レシピ考案/長谷川あかり 撮影/田村昌裕 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/ singt
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ 2025年7月号より>

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