台風の影響で野菜はお高め! それでも買いたい12月上旬の「お買い得野菜」は?
農畜産産業振興機構が定期的に発表する、野菜の育ち具合や値段の見通しの最新情報をまとめた「野菜の需給・価格動向レポート」。平成29年11月20日版をもとに、よく育っていて値段(卸値)が落ち着いている、手に入れやすくて食べごろな野菜を「おすすめ野菜」としてご紹介!
この時期の「おすすめ野菜」は、次のとおりです。
12月上旬のおすすめは「たまねぎ」「トマト」「ばれいしょ」
◆たまねぎ
北海道産のたまねぎは、貯蔵分が順調に出荷されています。作付面積が増えたほか、収穫量も平年並みだったため、引き続き平年並みの出荷が見込まれます。そして、市場には十分な量が出回っているため、このまま平均以下の値段が続くと考えられます。
汁物や炒め物に大活躍のたまねぎが安いのは、ありがたいですね。
◆トマト
トマトは低温の影響で少なめだった熊本産の出荷量が、今後回復する見通しです。10月の台風の影響が少なかった愛知産、順調に育っている千葉産などは、平年並みの出荷量が見込まれています。そのため、値段もおおむね平均的なものになりそうです。野菜が軒並み、平年を上回る中、「いつもの価格」で買えるのがうれしいところ。
夏野菜の印象が強いトマトですが、煮たり炒めたりと、加熱調理するのもおすすめですよ。
◆ばれいしょ(じゃがいも)
北海道産のじゃがいもは、貯蔵分が順調に出荷されています。大玉こそ少ないものの、収穫量は良好なため、今後も平年並みの出荷が見込まれます。その結果、値段も平均並みになると思われます。トマトと並んで、12月上旬の使いやすい野菜になりそうです。
ゆでたり焼いたりと、幅広い調理法で楽しめるじゃがいも。何を作るか迷ってしまいそうですね。
たまねぎを使ったおすすめ料理「簡単オニオングラタンスープ」
長く炒めなくても、おいしくできる!
<材料>(2人分)
ウインナソーセージ…4本
ピザ用チーズ…30g
玉ねぎ…1個
食パン(8枚切り)…1枚
固形スープの素…1/2個
・バター、小麦粉、ウスターソース、しょうゆ
<作り方>
1.玉ねぎは縦半分に切り、繊維に直角に薄切りにする。ソーセージは1cm厚さの斜め薄切りにする。食パンは軽く焼いて、4つに切る。
2.耐熱の器に玉ねぎを入れ、バター大さじ1をのせてラップをかけ、電子レンジで約3分加熱し、取り出して混ぜ、再び約2分加熱する。
3.鍋にバター小さじ1を溶かし、2の玉ねぎ、小麦粉小さじ2、ウスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ1を加えて2~3分炒める。水500ml、スープの素をくずして加え、煮立ったらアクを除いて火から下ろす。
4.耐熱の器に3を半量ずつ盛り、ソーセージ、食パン、チーズの各半量をのせ、250℃に予熱したオーブンまたはオーブントースターで焼き色がつくまで約8分焼く。
トマトを使ったおすすめ料理「トマト丼」
牛肉の甘辛さと、トマトの酸味がマッチ
じゃがいもを使ったおすすめ料理「じゃがいものガレット」
こんがり風味がおいしい、おもてなしにもぴったりの一品!
この記事に共感したら
Information
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。