収穫量が増えて値下がり傾向な野菜は? 12月中旬の野菜価格レポート
農畜産産業振興機構が定期的に発表する、野菜の育ち具合や値段の見通しの最新情報をまとめた「野菜の需給・価格動向レポート」。平成29年12月4日版をもとに、よく育っていて値段(卸値)が落ち着いている、手に入れやすくて食べごろな野菜を「おすすめ野菜」としてご紹介!
この時期の「おすすめ野菜」は、次のとおりです。
12月中旬のおすすめは「たまねぎ」「なす」「にんじん」
◆たまねぎ
北海道産のたまねぎは、貯蔵分が順調に出荷されています。いま育っている品種も平年以上のデキで、引き続き安定した出荷が見込まれます。市場にも十分な量が出回っているため、このまま平均以下の値段が続くと考えられます。
何にでも使えるたまねぎは、つねにストックしておきたい野菜ですね。
◆なす
この時期の大きなシェアを占める高知産のなすは、11月の天気が良かったため生育がよくなりました。おかげで、少なかった出荷量が平年並みに回復しそうです。また、福岡産も順調に平年並みの出荷が続いています。このため、平均を上回っていた値段も、平均程度まで下がる見込みです。
淡白でジューシーななすは、煮ても焼いても、揚げてもおいしいです。
◆にんじん
にんじんは千葉産のものが小ぶりながら豊作で、平年並みの出荷となっています。そのため、なすと同じく平均を上回っていた値段は、平均並みまで安くなりそうです。
寒さで体調を崩しやすいこの時期、栄養たっぷりのにんじんの値段が下がってくれるのはありがたいですね。
たまねぎを使ったおすすめ料理「梅玉ねぎ」
梅としその風味が効いた、和風仕立てです。
<材料>(2人分)
玉ねぎ…1/2個
青じそ…3枚
練り梅…小さじ2
酢…小さじ1
<作り方>
1.玉ねぎは縦薄切りにし、青じそはせん切りにして一緒に10分以上水にさらす。
2.玉ねぎと青じその水を絞ってボウルに入れ、練り梅、酢を加えて混ぜる。好みで青じそを敷いても。
なすを使ったおすすめ料理「なすのロールカツ」
ふんわりジューシーななすが味わえます。
にんじんを使ったおすすめ料理「にんじんピクルス」
優しい味わいの秘訣は、はちみつなんです。