冷めてもふわふわ!「マヨ水」で作る究極の卵焼き/このひと手間でいつもの料理が劇的においしくなる(1)

#食   
冷めてもふわふわ!究極の卵焼き

『このひと手間でいつもの料理が劇的においしくなる』1回


簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など「お家で簡単に作れるレシピ」をモットーにしたレシピが人気の料理研究家ゆかりさんのオリジナルレシピ連載です。毎回、簡単なひと手間でいつもの料理が劇的においしくなるコツをご紹介。第1回目は冷めてもふわふわ!お弁当にもぴったりな「マヨ水で作る“究極の卵焼き”」です。

冷めると固くなる卵焼きは「マヨ水」でふわふわに

マヨネーズは、卵をふんわり柔らかくする効果と、色を鮮やかにする効果があります。きちんと水で溶かしてから卵に加えることで、しっかり卵液と混ざり合い、ふわふわ効果もアップし見た目もきれいになりますよ。

◆材料(2人分)
卵…3個
水…大さじ3
マヨネーズ…大さじ1
塩…ふたつまみ(お好み)
砂糖…ふたつまみ(お好み)
サラダ油…適量

材料


◆作り方
1.マヨネーズに水を大さじ1ずつ加え、マヨネーズを水にとかした「マヨ水」を作る。

マヨネーズに水を大さじ1ずつ加え

マヨネーズを水にとかした「マヨ水」を作る

「マヨ水」


2.卵を溶きほぐし、砂糖・塩・マヨ水と混ぜる。

卵を溶きほぐし

砂糖・塩・マヨ水と混ぜる


3.茶漉しで濾す。

茶漉しで濾す

見た目も口当たりもよくなります


4.卵焼き用のフライパンにサラダ油を薄くぬり、卵液を少したらし、ジュッと卵が焼けたら卵液を流し込む。表面の卵液が半熟に固まってきたら、手元から奥に向かって「ゴムベラ」を使って巻き、卵焼きの芯を作る。

卵液を流し込む

「ゴムベラ」を使って巻く


【memo】ゴムベラは卵を支える面積が広いためとても巻きやすく、しなるため卵の下に入れ込みやすく巻きやすい
※丸いフライパンで焼くときのコツは、小さめのフライパン(18〜20cmくらい)を使うこと。フライパンが大きすぎると薄い卵焼きになってしまったり、面積が広くて焼きにくかったりするのが欠点です。

5.空いた部分に卵液を流し込み、卵焼きの芯を持ち上げ、下にも流し入れる。半熟に固まってきたら、2回目からは奥から手前にむかってくるくる巻く。巻き終わったら奥に移動させ、卵液がなくなるまで、繰り返す。

卵液がなくなるまで、繰り返す

2回目からは奥から手前にむかってくるくる巻く


【memo】空いている部分にサラダ油が足りなくなったら、その都度油を薄くひく。あらかじめキッチンペーパーに油を染み込ませておくと便利

6.卵液がなくなったら、フライパンの角で形を整え完成。

フライパンの角で形を整え完成


卵の混ぜ方とプラスのひと手間でいつもの卵焼きが劇的においしく!

ふわふわお店のような仕上がり

卵3個に対して水大さじ3、マヨネーズ大さじ1がベストです!卵の味わいも損なわれず、ふわふわでおいしい卵焼きになりますよ。

調理のポイントは、卵をしっかり溶きほぐし、泡だてないように静かに混ぜること。卵液をこして溶けきれなかった白身やカラザ、卵黄膜を取り除くことで見た目も口当たりもよくなります。

へとへとで疲れていても頑張れちゃうくらいの簡単なひと手間で、いつもの卵焼きが劇的においしくなります。見た目も美しく、ふわふわなめらか食感の卵焼きをマスターして、ご家族みなさんで味わってみてください。冷めてもおいしい卵焼きなので、お弁当のおかずにもぴったりですよ。

Profile

料理研究家ゆかりさん

料理研究家ゆかり
料理研究家。『おうちで簡単に作れるレシピ』をモットーに、YouTube・テレビ・ラジオ・雑誌・料理イベントなどを中心に活動。チャンネル登録者数約40万人のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari's Kitchen』では、簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など幅広くレシピ公開。調理師免許やたまごソムリエの資格も持ち、2016年に卵料理レシピ本『たまご大好き』を出版。

YouTubeチャンネル:『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari's Kitchen』
ブログ:料理研究家ゆかりオフィシャルブログ「Yukari's Kitchen おうちで簡単レシピ」
インスタ:料理研究家ゆかり@tamagoyukari
Twitter:料理研究家ゆかり@yukari_tamago

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