ガチガチ背中をほぐすことで後ろ姿も美しく! 「背中ほぐし」/コリと痛みの駆けこみ寺!のびちぢみ体操(5)

日々の疲れが蓄積して、思ったように体が動かない…そんな方、多いのではないでしょうか。
マッサージに行ってもすぐに状態が戻ってしまう…と感じる人もいるかと思います。実は、揉めば一時的には筋肉がほぐれても、その後硬くなり逆効果になってしまうこともあるんだとか。
国家資格である理学療法士として活躍し、Youtubeでも大きな支持を集める山内義弘さんが紹介する「のびちぢみ体操」は、筋肉を縮めながら伸ばすことで、筋繊維までほぐれて「1回で症状が良くなる」と評判。長い時間も強い力も必要としないこのメソッドは、運動生理学でも活用されているものです。
そんなカリスマ理学療法士が明かす、症状別の本当の原因と解消法をご紹介します!
※本記事は山内義弘(著)、いしかわひろこ(イラスト)の書籍『コリと痛みの駆けこみ寺! のびちぢみ体操』から一部抜粋・編集しました。
【お悩み】ガチガチ背中

ココをゆるめよう!
肩甲骨の下から腰に広がる筋肉「広背筋」
背中が固まって重い、張り、コリ、だるさを感じる…背中は広く、ピンポイントで痛みを特定しにくいもの。ポイントは背中の広背筋です。とても大きな筋肉で、肩甲骨の下、骨盤、腕につながります。体を反らす、ひねるときに使われますが、座り仕事などの日常生活ではあまり使われないので、コリやすい筋肉です。長時間同じ姿勢をとったり、運動不足などでも固くなりがち。
痛みをとるメカニズム
広背筋がゆるむと肩甲骨との癒着が緩和され痛みがなくなる
広背筋がコリ固まると、上半身のかなめの肩甲骨と癒着して肩甲骨の動きが悪くなります。さらに広背筋がつながる腰、背中、腕との付着部のストレスが増加。こうして、背中全体が動かしにくくなり、引っ張られて痛みが発生! 広背筋をゆるめて癒着をはがしましょう。背中全体がラクになります。背中から腰が引き締まってみえ、姿勢も美しくなります。

Check! 広背筋の固さをチェック!
両腕のひじから下を体の前でくっつけて、下のイラストのように腕を上げます。どこまで上がる?
広背筋が柔らかいと、ひじが鼻のラインまで上がります!

広背筋をほぐすと後ろ姿もきれいになる !
背中ほぐし
回数:5回
ココに効く!:肩甲骨の下から腰に広がる筋肉「広背筋」
1 いすに座って、ペットボトルを左右に持ってお辞儀をします
ペットボトルは、手の甲を前に向けて持ちます。

2 両ひじを素早く引き上げます
ひじが上がるところまででOK。左右のわきが開いてしまうとほかの筋肉を使ってしまうので、広がらないように行います。


3 両手をひねりながら5秒かけてゆっくり下ろします
手をひねりながらまっすぐ下に下ろします。ペットボトルの重さを感じながらゆっくり行うことで、広背筋を「ちぢみながらのばして」、細胞レベルでほぐせます!

著=山内義弘、イラスト=いしかわひろこ/『コリと痛みの駆けこみ寺! のびちぢみ体操』
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