レンジに頼れば時短で煮物が完成!「大根と豚バラのみそ照り煮」
ほっこりあったかい大根の煮物は冬の定番ですが、時間をかけて煮込まないと味が染み込まないと思っていませんか? 煮る前に大根を電子レンジで加熱しておくことで、短時間で味しみしみの煮物が作れるんです。
レンジ加熱の方が栄養が流失しないというメリットもあります。今回ご紹介するのは大根を皮ごと使った「大根と豚バラのみそ照り煮」。大根の皮には食物繊維やビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれています。皮むきが必要なく、さらにフライパン1つでできるので、洗い物の手間も省けますね。
大根と豚バラのみそ照り煮
【材料・2人分】
豚バラ焼き肉用肉…200g
大根…500g
煮汁
・みそ、みりん…各大さじ2
・砂糖…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・水…3/4カップ
サラダ油
【作り方】
1.大根は洗って皮つきのまま3cm厚さの半月切りにする。直径約23cmの耐熱皿に並べてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で約10分加熱する。取り出してラップを取り、粗熱をとる。
2.フライパンに油小さじ1を中火で熱し、豚肉を入れて両面を焼く。脂が出たら軽く拭き取り、焼き色がついたら煮汁の材料を入れて混ぜ、みそが溶けたら大根を加える。煮立ったらふたをして約5分煮る。
3.上下を返して強めの中火にし、煮汁を大根にからめるように混ぜながら、汁けが少なくなり、照りが出るまで煮る。
*電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
(1人分490kcal 塩分2.8g レシピ考案/上田淳子 栄養計算/スタジオ食)
栄養たっぷりな大根の皮は、すりおろす場合も皮ごとするのがおすすめです。さらに大根の葉や茎には、ビタミン類やカルシウム、βカロテンなどの栄養素がたくさん! 捨てずに、スープや炒めものなどにして食べてみてください。
「大根どきの医者いらず」は「大根の収穫時期にはみんな健康になり、医者がいらなくなる」という意味のことわざですが、大根は昔から体にいいものとされてきました。葉から根まで栄養ぎっしりの大根を食べて、元気に冬を乗り切りたいですね!
文=山上由利子
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