トマトの冷凍&解凍方法
冷凍保存期間(目安) 2週間
下処理いらず、生のままで保存OK。
使い勝手がよいのは皮付きのまま、切って冷凍する「ざく切り冷凍」。
面倒なら「丸ごと冷凍」でもOK!
丸ごと冷凍
トマトは皮付きのまま、ヘタをくりぬいて取り除く。ヘタのまわりに包丁の刃先でぐるりと切り込みを入れるとよい。冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍。
【流水でツルンと皮むき】
凍ったまま流水に当てるだけで、皮がツルンとはがれる。半解凍状態になり包丁の刃が入りやすくなる。ただし包丁が滑りやすいので注意して。
ざく切り冷凍
ヘタを取り除き、皮付きのままざく切りに。冷凍用保存袋に重ならないように入れ、空気を抜いて薄くして冷凍する。
【旨みを守る方法】
種とゼリー状の部分に酸味と旨みがあるので取り除かないで。ただし水分が多すぎると霜の原因になるので、まな板に染み出た水分は入れない。
ミニトマトの場合
ヘタを取り除き、皮付きのままざく切りに。冷凍用保存袋に重ならないように入れ、空気を抜いて薄くして冷凍する。
【ヘタを取って冷凍】
ミニトマトは洗ってからヘタを取り除く。ミニトマトのヘタのつけ根はやわらかいので、普通のトマトのようにくりぬく必要はない。その後、冷凍用保存袋に重ならないように入れ、空気を抜いて冷凍する。Mサイズの冷凍用保存袋1枚あたり、ミニトマト15~20個分が目安。使うときは必要な個数だけを取り出す。
解凍方法
丸ごと冷凍したトマトは、凍ったまま流水で半解凍し、好みの大きさに切って必ず加熱調理。ざく切りで冷凍したトマトは、いつもの炒め物などに凍ったまま使用。こちらも必ず加熱調理すること。生のトマトに比べて水分が出やすいため、調理後すぐに食べる。
ごはんにかけて、トマトカレーにするのもおすすめ
トマトのカレー和え
トマトは焼くと甘みがグンとアップ!
◆材料(2人分)
トマト(ヘタを除く)……2個(400g)
バター……大さじ1
カレールウ(フレーク)……大さじ1(10g)
水……大さじ1
◆作り方
1 トマトは6等分のくし形切りにする。
2 バターを溶かしたフライパンに1を入れて両面をさっと焼き、フライパンの端に寄せる。
3 2に水を加え、カレールウをふり入れて溶かし、全体に絡める。
【冷凍トマトを使う場合】
作り方1で、丸ごとの冷凍トマトを流水に1~2分程度当てて半解凍状態にし、6等分のくし形切りにする。その後は同じ。
レシピを参考にするときは
・冷凍保存期間は目安です。まな板や包丁など調理器具の衛生状態や食材の状態、冷凍庫の開け閉めの頻度等、ご家庭の保存状態や季節などにより異なる場合があります。食べる前によくご確認ください。
監修=株式会社ニチレイフーズ/『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です!』