大きいまま煮てから切るので煮くずれの心配なし!「長いもと帆立の煮つけ」【笠原将弘さんの秋野菜レシピ】

煮ものといえばこってり味が多いけれど、たまには素材それぞれのうまみをしっかり味わえる、あっさり味の煮ものもいいですよね。そんなとき、主役にしたい野菜が、食感がよくて味を主張しずぎない長いもです。そこで、旬野菜のおいしさを引き出す達人・「賛否両論」の笠原将弘さんに、秋においしい「長いも」の魅力を存分に生かした、煮ものレシピを教わってきました!

教えてくれたのは…
▷笠原将弘さん
東京・恵比寿にある、大人気の日本料理店「賛否両論」店主。雑誌『レタスクラブ』連載も大好評。「秋野菜はどれも大好き。今回は特に旬の秋野菜を使い、新米に合うおかずを考えてみました」
長いもと帆立の煮つけ
長いもにしっかり味をしみこませて

【材料・2~3人分】*1人分90kcal/塩分1.7g
・長いも・・・ 200g
・ボイルベビー帆立 ・・・8個(約80g)
・さやいんげん・・・ 4本
■煮汁
└だし汁 ・・・1と1/2カップ
└うす口しょうゆ、みりん・・・ 各大さじ1と1/2
└砂糖 ・・・小さじ2
七味唐辛子
【作り方】
1.長いもは太ければ縦半分に切る。いんげんは長さを半分に切る。
2.鍋に煮汁の材料を入れ、中火にかける。帆立と、長いもを加え、煮立ったら弱火にしてアルミホイルをかぶせて約10分煮る。

長いもはまずは大きいまま煮て味をしみこませる。
3.いんげんを加え、さらに約5分煮て火を止め、そのままさます。
4.再び中火にかけて温める。長いもを取り出して一口大に切り、器に盛る。帆立といんげんを添えて煮汁をかけ、長いもに七味少々をふる。
【長いものおいしいポイント】
生でも食べられ、火を入れるとホクホクした食感も味わえる長いも。焼くときは皮ごとでOK。とろろにするときは水っぽくならないよう、すりおろさずにたたいて使って。
* * *
長いもを煮ものに使うことはあまりないかもしれませんが、ホクホクしたやさしい味わいが、ほかのいも類では出せないおいしさです! 疲れが胃腸に表れたときにもぴったりのレシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。
レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ 2025年10・11月合併号より>

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