1玉食べても糖質は白米1杯分より少ない!?「キャベツ」がダイエットにおススメなワケ

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糖質量は白米1杯分未満!「キャベツ」をおいしく食べてダイエット


痩せたいけど、食欲が止められない… そんな悩みをお持ちのかたは「キャベツ」を使ってダイエットをしてみませんか? キャベツをかさ増しに使うので、炭水化物の量を減らしても満足感があり、摂取カロリーをセーブできます。続けることで美肌効果も期待できるので、女性にピッタリ!

『安うま食材ダイエット!Vol.5 キャベツで糖質オフ』(レタスクラブMOOK)から、ダイエットにキャベツをおすすめする理由をご紹介します。

◇ ◇ ◇

まるまる1個食べても糖質は白米1杯より少ない


キャベツは、比較的、糖質量の多い野菜です。しかし、1個でも糖質量は34.0g。茶碗1杯分の白米130gの糖質量47.8gを下回ります。糖質は気にせず、ダイエットに活用しましょう。ご飯やパスタのかさ増しに使うことで、見た目の量が増え、炭水化物が少なめでも満足感が得られます。

キャベツの葉1.5枚で、1日の野菜不足分をカバー


健康のために必要な野菜の摂取量は成人で1 日に350g 以上。それに対し、日本人の平均摂取量は250 ~ 280g といわれます。足りない70g はキャベツの葉1.5 枚(1枚50g)で補えます。ただし、キャベツは淡色野菜。にんじんなどの緑黄色野菜を組み合わせることで、栄養のバランスが整います。

ビタミンCの働きで美肌効果が期待できる


さまざまな栄養成分をバランスよく含む中、ビタミンCの割合は高めです。その効果とはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成する肌の線維芽細胞の活発化。キャベツを食べることで、肌のハリや潤い効果が期待できます。水溶性のビタミンCのため、生か炒めもの、もしくはスープで。

カリウムと食物繊維ですっきりボディに


キャベツにはナトリウム(塩分)の排出を促し、むくみを取るカリウムも含まれます。さらには食物繊維の働きで、お通じが改善。それによって体内にたまった老廃物もすっきりと排出できます。消化を促すビタミンUもキャベツの特徴的な成分ですが、加熱に弱いため、生で食べるのがおすすめ。

がん予防に役立つイソチオシアネート


キャベツは大根と同じアブラナ科の野菜。特有の辛み成分には、イソチオシアネートという一部のがんの予防に役立つとされる成分が含まれます。ほかの栄養成分と異なり、とらないと健康を損ねるというものではありませんが、健康のためには積極的に摂取したほうがよさそうです。

キャベツの種類と栄養


キャベツは季節によって、さまざまな種類が出回ります。

見た目や味だけでなく、実は栄養的にも違いがあります。

【冬キャベツ】

冬キャベツ


このページで紹介した栄養成分のほかに、骨密度を高めるとされるビタミンK も含みます。こまめにとって、丈夫な骨作りを。

【春キャベツ】

春キャベツ


葉の緑が濃いぶん肌を強くするβ - カロテンが豊富。うまみ成分のグルタミン酸も多く含むため、甘さを楽しめるキャベツです。

【芽キャベツ】

芽キャベツ


味が濃厚な芽キャベツは栄養成分も凝縮。食物繊維は、ごぼうに匹敵する多さです。切らないことで、ビタミンの流出をストップ。

【紫キャベツ】

紫キャベツ


紫の色素は目によいとされるアントシアニン。ビタミンC、食物繊維もほかのキャベツより多く含みます。非加熱調理で栄養摂取を。

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Information

監修/牧野直子(管理栄養士、料理研究家)

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