[タマリミズデアラウ]
かきをたまり水で洗う
洗いおけ、ボウルなどにためた水で、材料を洗うこと。かきのようなやわらかい材料を洗うときや、魚のあらや切り身を霜ふりにしたあと、うろこや汚れを除くときに向く洗い方で、流水で洗うことに比べ、うまみが逃げにくく、水の力もかからないので、身がくずれにくい。また、ほうれん草の根元を割ってたまり水につけ、根元に入った土をふり洗いする、かぶの葉を切り落とし、たまり水につけて茎の元の部分の土を洗うなど、土や汚れをゆるめるときにも。たまり水で洗うときは、水の量を増やすより、洗う回数を増やしたほうが、きれいになりやすい。
霜ふりにしたかれいの切り身をたまり水で洗う