[ヤキイロヲツケル]
肉に焼き色をつける
材料の表面を、フライパンや焼き網などで、料理に応じた状態に焼くこと。一般に、見た目がおいしく見えるよう、こんがりと焼いたり、きつね色に焼くことが多い。また、焼き色をつけると、材料にこうばしい香りがついて、おいしさが増す。焼き色がついているからといって、中まで火が通った状態とはかぎらない。焼き色をつけたあとに、中までじっくり火を通すこともある。煮込み料理などの場合、表面を焼き色がつく程度に焼き、たんぱく質を固めて、味を逃げにくくしてから、水分を加えて煮込むこともある。グラタンなどオーブン料理で、料理の表面がこんがりと色づくまで焼くことも、焼き色をつける、という。焼き目をつけるともいう。