
撮影:原 ヒデトシ
せりの特徴
春の七草の一つであるせりは、数少ない日本原産の野菜の一つ。冬から春のはざまに旬を迎え、栽培種だけでなく、湧水のある湿地に自生する野生のものも利用されます。
一般に「せり」として流通しているのは、茎の長い栽培種(画像のもの)で、「長ぜり」「水ぜり」「栽培せり」とも呼ばれます。茎が短かく、田のあぜや河川の土手などに自生するものは「田ぜり」「野ぜり」と呼ばれ、栽培種より香りが強いのが特徴です。
また、栽培種には、京都の「京せり」、金沢の「加賀ぜり」、熊本の「水前寺せり」など、日本各地で伝統野菜として栽培されているものもあります。
汁ものの具、おひたし、あえもの、炒めもの、天ぷら、すき焼きやきりたんぽ鍋などの鍋ものなどにして、独特の香りを生かしながら、加熱をしても残るシャキシャキとした歯ごたえを楽しんで。
せりの選び方ガイド
葉の緑色が鮮やかで、葉先から根元までピンとしているものを。茎が太いものは、かたいこともあるので注意を。
保存する場合は、せりに根がついていれば、水でぬらした紙で根を包み、新聞紙などで全体をおおって、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。
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