「作りたくて作る料理」がこんなに楽しいなんて!控えめに言って大興奮の「絶品!チキンスパイスカレー」

#フレンズ 

こんにちは、ユーラシアです。
口を開くと「ご飯の準備が大変……」と料理への嘆きが漏れてしまう系主婦です。

何が大変って、毎日の食事って短い時間で作らなきゃならないし、年齢や好みの違う家族がみんな満足できるように考え、給食や昨日の食事とかぶらないよう内容を変え、かつ健康バランスも考慮しなきゃいけないし……。
とにかく「しなきゃいけない」と思うと負担に感じてしまうんですよね。


そんな折、レタスクラブ5月号に「休日のアガる!レシピ」という特集が。

自分がアガるレシピか〜。そういえば昔、テレビで暇を持て余した芸能人が毎日いろんなスパイスでカレーを試作し、どのカレーが一番自分好みかを研究する姿を紹介していて、そんな風に料理するのって楽しそうでいいなと憧れたのを思い出しました。

忙しい日々の中では、使い方がよく分からないスパイスを買い揃えたり、同じ料理を何度も作って研究なんてとてもハードルが高く感じられ、すっかり忘れていたのですが……。
でもたまには、家族からのリクエストでもなく、子どもウケする料理じゃなくても、自分のためだけにキッチンに立ってもいいじゃないか!と思い、作ってみることに!

絶品!チキンスパイスカレー

<材料・4人分>
とりもも肉……大2枚(約600g)
漬けだれ
・プレーンヨーグルト200g
・塩……小さじ1
・こしょう……少々
玉ねぎ……2個
にんにくのみじん切り……2片分
ホールトマト缶……1缶(約400g)

スパイス
・コリアンダー(パウダー)、クミン(パウダー)……各大さじ1と1/2(約9g)
・ターメリック(パウダー)……小さじ1(約2g)

温かいご飯……適量
紫玉ねぎのレンジピクルス」(下記参照)……適量
パクチーのざく切り……適量
サラダ油 塩

<作り方>
1 とり肉をヨーグルトに漬ける
とり肉は大きめの一口大に切ってポリ袋に入れ、漬けだれの材料を加えて袋の上からもみ込む。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵室で1時間以上、できれば6時間以上漬ける。
2 玉ねぎをしっかり炒める
玉ねぎは縦横半分に切り、縦薄切りにする。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジで約10分加熱する。厚手の鍋に油大さじ3を強めの中火で熱する。玉ねぎを入れて、鍋につく玉ねぎをこそげながら、濃い茶色になるまで8〜10分炒める。
3 トマトとスパイスを加える
中火にしてにんにくを加え、香りが立つまで炒める。ホールトマトを缶汁ごと加え、木べらで潰して全体になじませる。スパイスを加えて、粉っぽさがなくなるまで炒める。
4 とり肉を加えてゆっくり煮る
とり肉を漬けだれごと、水2と1/2カップ、塩小さじ3/4を順に加えてそのつど混ぜる。煮立ったら弱めの中火にして約40分煮る。器にご飯と盛り合わせ、紫玉ねぎ、パクチーを添える。

<紫玉ねぎのレンジピクルス>

<材料(作りやすい分量)と作り方>
耐熱ボウルに砂糖大さじ2、酢、水各大さじ4、塩小さじ1/4を混ぜる。紫玉ねぎ1個(約200g)を1cm幅のくし形切りにして加え、ふんわりとラップをかけて電子レンジで約4分加熱する。ざっと混ぜて、さましながら味をなじませる。

※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.8倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

誌面では「休日に」となっていましたが、あいにく子育て中の主婦に休日はないため、子どもが幼稚園に行っている間に挑戦してみました(とり肉だけ前日の夜に仕込み)。

ちょっと離れた品揃え充実のお店に行き、普段素通りしているスパイスコーナーを覗いて材料を調達。この時点で既に非日常で楽しい……。


いつもは「レンチンでOK!さっと火を通せば大丈夫!もう何なら生でも可!」な時短レシピばかり見ているので、「しっかり炒める」とか「ゆっくり煮る」とかにいちいち面食らいつつ、贅沢に時間を使って調理しました。

コリアンダーパウダーが店頭になく、代わりにシードを自分で挽いてみたりも。部屋中が爽やかな香りに包まれて感動しました。コリアンダーってこんなに良い香りがするんですね……知らなかった……。

また、玉ねぎを飴色に炒め、一晩ヨーグルト漬けにしたとり肉を入れるときは控えめに言って興奮しました。


「おいしくできたかな……!?」とワクワクしながらお鍋を覗き込むなんて、いつぶりだろう……。

あと付け合わせの紫玉ねぎのピクルスはレンチンでできたのがよかったです。こっちもめちゃくちゃ手間がかかるレシピだったらさすがに億劫だったかもしれないので、この辺のバランスがすごく嬉しい。

完成品がこちらです。


幼稚園から帰ってきた息子が、家に入るなり「何かの匂いがする……!?」と反応していました。スパイスの香りがキッチンから漂っていることに気付いたようです。

けど、これは子ども向けの味ではないかもしれないし、息子はいつものルーで作ったカレーの方が好きかもしれないな、とドキドキしながら夕食に出したのですが、


嬉しいことに「おいしい!」と完食。さほど辛さはなくマイルドな味だし、チキンもほろほろで食べやすかったみたいです。夫も「スパイスの風味が効いてておいしい。パクチーもいい感じ」とのこと。
自分のために作った料理が家族にも好評だったのは嬉しかったです。
なお私は2杯おかわりをしたためお腹が重くてしばらく動けず……。だっておいしくて……。

「作らなきゃいけない料理」はときに負担になるけど、「作りたくて作る料理」ってこんなに楽しいんだなーと感動したレシピでした。カレーを煮込んでいる40分の間に、心が浄化されたような気さえしたんですよ……。


明日はきっとまた時短レシピに頼るけど、心がささくれ立ったときはまたスパイスを引っ張り出して、のんびりカレーを煮込みながらその香りに癒されよう……!と、新たな拠り所を手に入れた主婦でした。
そのうち「趣味:コリアンダーをゴリゴリすること」になりそうな予感……。

作=ユーラシア


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ユーラシア

ユーラシア

2015年生まれの男児を育てつつ、たまに趣味で絵などを描いている... もっと見る

Twitter:
@yuh_rasia

Information

■出典:『レタスクラブ』’21 5月「休日だから作りたいレシピ」



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