これはNG!トイレをいためる4つのお手入れ方法
トイレ掃除をするときに、ついついやってしまいがちなNGお手入れをまとめてご紹介します。4つのポイントをしっかり確認し、安心してトイレ掃除に取り掛かりましょう。
便座はからぶきNG
きれいなトイレを保ついちばん簡単な方法は、汚れがついたらすぐに拭き取ること。ただし、手近だからといってトイレットペーパーで便座をからぶきするのはNGです。トイレットペーパーは繊維が荒いので、からぶきするとプラスチックでできた便座に細かい傷をつけてしまいます。おまけに静電気を発生させるので、空気中のほこりを引き寄せてしまうことも…。
日常的なお手入れには、市販のウェットペーパーなどを使用しましょう。
温水洗浄便座には洗剤をつけない、残さない
温水洗浄便座は、プラスチックで覆われた精密機械です。酸性の洗剤にも、アルカリ性の洗剤にも弱いので、表面を掃除する場合は水拭きが基本。水に濡らしてよく絞った柔らかい布で汚れを拭き取り、ノズルやすき間などの細かい部分は歯ブラシや綿棒でお手入れしましょう。
汚れがひどい場合は中性洗剤を使いますが、洗剤成分を残さないよう、仕上げはしっかり水拭きで!
タンク内には洗剤を入れない
タンクの内部の部品に使われているプラスチックや金属は酸性やアルカリ性の強い薬品に弱いため、タンク内に洗剤を入れてしまうと部品を痛める可能性があります。もし洗剤が入ってしまったら、何度も流して中の水をしっかり入れ替えてください。
また、タンクの内部は水を効率よく流すために複雑な構造をしているので、タンクの中に芳香洗浄剤を入れてしまうと、部品にひっかかって水が流れっぱなしになることも。基本的に、タンクには水以外のものを流さないのがいちばんです。
タンクの内部はお手入れしづらい場所だからこそ、日頃から汚さないように気をつけてみましょう。どうしても汚れが気になるときは、トイレの止水栓を閉めてから、タンクのふたを開け、細いブラシなどを使って洗ってください。
掃除の基本は中性洗剤。長時間のつけおき掃除は絶対ダメ!
一般的に便器は陶器で出来ているので、あまり洗剤の影響を受けず、こびりついた汚れも湿布式のつけおき掃除で落とすことができます。ところが洗剤の成分は時間の経過でどんどん空気中に逃げ出していくため、長時間放置すると空気中の成分濃度が高くなり、洗剤に触れていないはずのプラスチック部分や金属部分を痛めてしまう可能性があります。
つけおき掃除は5~10分ほどにし、やむをえず酸性やアルカリ性の洗剤でつけおきするときは、便器のふちにラップフィルムをピッタリ張ってみてください。空気中に洗剤の成分が逃げ出さなくなるので、より安全で、汚れも落ちやすくなります。また、掃除中はしっかり換気をしましょう。
レタスクラブ編集部

▶Twitter:
@lettuce__club▶Instagram:
@lettuce_officialInformation
関連記事
おすすめ読みもの(PR)
ピックアップフレンズ
フレンズをもっと見る
「フレンズ」レポ一覧
「フレンズ」レポランキング
「フレンズ」レポランキングをもっと見る