とり肉はキッチンばさみでOK! 手間なく栄養満点のチキンライス&スープのワンプレートごはん
作り置き食材としても優秀な、とりのモモ肉。
やわらかいし美味しいし個人的にも大好きなのですが、「切らなきゃいけない」というのが原因でやや敬遠しがちになっていました。ホラ、包丁使うとその後洗ったり消毒したり…別の包丁を出したら出したで、途中でどっちが肉を切った方か分からなくなって両方洗ったり。
しかしレシピを見ていた時のことです。
ん?
この写真…
トングで押さえてキッチンばさみで切ってる!
その手があったか!!と目から鱗が落ちました。
キッチンばさみって元々そういうものなので鱗が落ちた後ジワジワと恥ずかしくなりもしましたが、気がつけば固い包装を開ける時にばかり活躍するポジションに落ち着いていたキッチンばさみ。ごめんよキッチンばさみ。
ハサミなら肉を切る時も手軽だし、トングを使っているので手も汚れないし、包丁と間違える事もありません。些細な事ですが私にとってはとても良いポイントでした。
そんなわけで久しぶりにモモ肉を買って作ってみました。
ゆでどりのチキンライスとスープ!
<材料(4人分)>
鳥モモ肉…4枚(1kg)、もめん豆腐…一丁、玉ねぎ…大1個、にんじん…1本、しょうがの薄切り…1かけぶん、レタス…大6枚、万能ねぎの小口切り…3本分、温かいご飯…適量
(ごまだれ)
しょうゆ…大さじ1、ごま油・白すりごま…各小さじ2、塩、サラダ油、酒、こしょう
<作り方>
1、とり肉に塩小さじ1をまぶす。玉ねぎは四つ割りにし、にんじんは長さを半分に切ってから縦8等分に切る。鍋にサラダ油小さじ2を中火で熱し、とり肉を皮目から入れて焼き色がつくまでこんがりと焼く。
子ども用にとにんじんの4分の1は薄切りで作ってみたのですが、後で食べてみたところ大きめカットの方が野菜の甘みをより深く感じることができました。にんじんも玉ねぎも甘い…!
手づかみ食べができる年齢以上のお子様なら、少し厚みのあるスティック状にしてもおいしそうです。
2、玉ねぎ、にんじん、しょうが、酒大さじ1、水5カップを加えて強火にする。ひと煮立ちしたら中火にし、途中でアクを除きながら約40分煮る。
3、とり肉3枚をトングなどでつかみ、キッチンばさみで食べやすい大きさに切る。器にご飯を盛って切ったとり肉をのせ、レタス(我が家ではベビーリーフを使いました)を食べやすくちぎって添える。(残りのとり肉1枚は煮汁適量と一緒に冷蔵庫で約3日保存可能)
4、木綿豆腐を食べやすく手でちぎりながら加え、スープを塩こしょうで調味する。別の器に盛り、万能ねぎの小口切りをのせる。ごまだれの材料を混ぜ合わせ、チキンライスにかけて出来上がり!
この「豆腐を手でちぎる」というのも個人的には衝撃ポイントでした。最初は「え、ボロボロにならないのかな?」と思ったのですが、大きめにちぎっていけばそんな事もなく、断面が広いからなのか食べてみるといつもの角切りより味がしみて美味しかったです。
食卓に並べてみると、
辛かったのかごまダレの部分をよけてはいましたが、普段はほぼ食事中もしゃべりっぱなしのムスメが、無言でおいしそうに頬張ってくれました。
夫も5分くらいでペロリと完食。そんな早食いだから太っ…ふくよかになるんですよと声に出そうになりましたが、とっても美味しそうに食べてくれていたのでやめました。
ゆでどりなので油がほど良く落ちてヘルシーだし、あっさり美味しいチキンライスでした。
また多めにゆでておいて余ったモモ肉は、翌日オムライス用のごはんに入れて使いました。
ピラフや炒めもの、サラダでもよいとの事。
美味しいだけでなく翌日の調理もラクになる…というニクい心遣いのあるレシピでした。
作=きたあかり
Information
■出典:『レタスクラブ3月号』より「しんどくても作れるレシピで木、金の夕飯作りをラクに!」
※最新の『レタスクラブ』(25日発売)で気になった記事を、人気ブロガーが試してみる・やってみる連載企画、ちょこちょこ更新されるので見に来てくださいね!
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