肉がない!そんな日に頼れるボリューム満点ふ~んわり卵炒め5品

せっかく卵を使うなら、肉のボリュームに負けない主役おかずになってもらいたい! というわけで、みんなが大好きな「卵炒め」レシピを5つご紹介します。
とはいえ、卵炒めを家で作るとボソボソになってしまいがち…。まずは基本の作り方と、お店のようにふんわり仕上げるコツを見ていきましょう。これをマスターしておけば一生モノです!!
* * *
ふ~んわり卵炒めの基本の作り方
ふ~んわり卵炒めの作り方は、次の3ステップです。コツを押さえておいしくボリューミーな一皿を作りましょう。
1.箸を立てて卵を切る!
ボウルに卵(3個)を割り入れる。卵を切るようなイメージで、菜箸を立てて前後左右に動かし、10回混ぜて。混ぜ過ぎるとコシがなくなり、ふんわり感が半減するので注意。

【編集部より】混ぜ過ぎ注意!あえて均一にしなくてOK
全体が均一な黄色になるように混ぜている人も多いのでは?しっかりと混ぜたくなるところですが、そこはグッと我慢!あえて、白身と黄身が混ざりきっていない状態でストップしましょう。
2.よく熱したフライパンで大きく混ぜて
フライパンにサラダ油大さじ1を強火で熱し、充分に温まったことを確認して溶き卵を一気に流し入れる。耐熱のへらで、卵の中央から上下を返すように大きく混ぜたら「ふ~んわり卵」のでき上がり。すぐにバットに取り出す。

【編集部より】卵液を入れるタイミングがポイント!
箸に卵液を少しつけてフライパンに垂らしたときにジュワッと音がして花が咲くように固まれば、溶き卵を流し入れるタイミング。ここでも、混ぜ過ぎないようにしましょう。また耐熱のヘラは、ゴムベラを使うと卵をきれいにすくい取れるのでおすすめです。
3.ほかの具材と混ぜ合わせて完成!
具材を炒めたところに「ふ~んわり卵」を戻し入れ、すぐに火を止める。へらで、ざっと大きく混ぜ合わせて完成!

【編集部より】仕上げが重要!最後まで気を抜かないで
ここで混ぜ過ぎてしまうと、せっかく作った「ふ〜んわり卵」が台無しに…!ざっくり混ぜて、卵で具材をまとめ上げましょう♪
今回は、このふ~んわり卵を使った「豆腐とふ〜んわり卵のバタポン炒め」の作り方を詳しくレクチャーします。あわせてアレンジレシピ4品もご紹介しましょう。
豆腐とふ〜んわり卵のバタポン炒め
やさしい口当たりの卵&豆腐とバター&ポン酢のコクが絶妙!
[ 材料・2人分 ]*1人分351kcal/塩分2.0g
・卵・・・ 3個
・もめん豆腐・・・ 1丁( 約300g)
・にら・・・ 1わ(約100g)〈3㎝長さに切る〉
■ポン酢だれ〈混ぜる〉
└ポン酢じょうゆ、水・・・ 各大さじ2
└片栗粉 ・・・小さじ1/2
サラダ油 小麦粉 バター 塩 こしょう
[ 作り方 ]
1. 豆腐は直径18~20㎝の耐熱皿にのせ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で約2分加熱する。粗熱をとって水けを拭き、一口大にちぎる。
2. 「ふ~んわり卵炒めの基本の作り方」を参照し、「ふ~んわり卵」を作ってバットに取り出す。
3.豆腐に小麦粉を薄くまぶす。2のフライパンを中火にかけて豆腐を並べ、時々断面を返しながら、全体に焼き色がつくまで約3分焼く。
4. にらと、バター10gを加えてさっと炒める。塩、こしょう各少々をふり、ポン酢だれを加えて混ぜる。とろみがついたら「ふ~んわり卵」を戻し入れて火を止め、ざっと混ぜ合わせる。

【編集部より】豆腐はしっかり焼き色をつけて
雑誌レタスクラブ編集長・前田が、家庭で何度も作りまくっているお気に入りレシピです。「豆腐はしっかり焼き色がつくまで焼いたほうが格段においしい」と大絶賛!
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
ふ~んわり卵炒めのアレンジレシピは他にもいろいろあります。今日は4つをご紹介しましょう。
さば缶と豆苗の卵炒め
忙しい日にうってつけの超スピード炒め。サラダ油をごま油大さじ1に変えて「ふ~んわり卵」を作ります。同じフライパンににんにくを入れ、塩をふった油となじませながら弱火にかけ、香りが立ったら中火にして豆苗をさっと炒めます。さば缶を缶汁をきってほぐし入れ、しょうゆ、酒を加えてさっと炒め、「ふ~んわり卵」を戻し入れて火を止め、ざっと混ぜます。

ベーコンとじゃがいもの卵炒め
ベーコンのうまみにハニーマスタード味が効いた一皿。じゃがいもを水にさらし、水けを拭きます。「ふ~んわり卵」を作り、同じフライパンを熱してじゃがいもを炒めます。ベーコンを加えて炒め、酒、ハニーマスタード(おろしにんにく…1/2片分、はちみつ…小さじ1、粒マスタード…大さじ1、しょうゆ…大さじ1/2を混ぜたもの)を加えてさらに炒め合わせて。「ふ~んわり卵」を戻し入れて火を止め、ざっと混ぜ合わせます。
※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。

ソーセージともやしのスパイシー卵炒め
カレー粉のスパイシーな香りは、おつまみにもおすすめ。もやしは水けをきり、塩とこしょうをふります。「ふ~んわり卵」を作り、同じフライパンを熱してソーセージを炒めます。もやしとカレー粉を加えてさっと炒め、酒をふって、全体がなじんだら、ウスターソースとバターを全体にからめます。「ふ~んわり卵」を戻し入れて火を止め、ざっと混ぜ合わせます。

厚揚げとトマトの卵炒め
中華の王道ともいえる味わいです。サラダ油をごま油大さじ1に変えて「ふ~んわり卵」を作ります。同じフライパンを熱し、厚揚げを並べて両面をこんがりと焼いて。トマトを加え、皮がはじけるまで炒めたら、にんにくとしょうがを加え、さっと炒めます。酒、オイスターソース、しょうゆを回しかけ、塩、こしょうをふったら、「ふ~んわり卵」を戻し入れて火を止め、ざっと混ぜ合わせます。

* * *
【編集部より】卵炒めが苦手な人にこそ試してほしい!
実は、もともと卵炒めが好きじゃなかった編集S。今までは自宅で作ると、どうしてもボソボソとした食感になってしまっていたのだとか…。ところが今回のレシピを試したところ、お店のような「ふ〜んわり卵」に!苦手を克服できました♪編集Sと同じように卵炒めが苦手という人も、ぜひ試してみてください。
ふ~んわり卵炒めは、ご飯にのせてどんぶりにしてもおいしいですよ。卵はどんな食材とも相性がいいので、さまざまな具材と組み合わせ、わが家流の卵炒めを作ってみましょう!
調理/堤 人美 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt 編集部コメント取材/松田支信
【レタスクラブ編集部】
Information
レシピ関連はここから
詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ23年4月号より>


▼『レタスクラブ ’23 4月号』は「お安い食材」を食べ尽くしておいしく節約!▼
今月は「お安い食材を食べ尽くそう」スペシャル号!料理特集では、「春キャベツまるごと1個をホンキで使い切る!」ということで、旬の春キャベツを使ったレシピをたくさんご紹介/手を汚さずに完成する「絶品つくね」/管理栄養士が考えた「からだおそうじスープ」/安食材なのに涙が出るほどおいしいごはん/【別冊付録】とりむね、豆腐、もやし、きのこを使った「4大コスパ食材のBESTレシピ」/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「献立カレンダー」/【大人気連載】オトナのNEWSは増田貴久さん登場!/コミックエッセイも多数!レタスクラブ4月号をぜひお楽しみください。
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細