下味冷凍のメリット
冷凍する事でより美味しく!
下味冷凍なら、いつでも出来たてが食卓に!
下味冷凍って?
冷凍用保存袋に肉や魚と調味料を入れて冷凍するだけ。忙しい平日は、解凍して調理するだけ。時短で出来たてを食べられるのが、なによりうれしい!
冷凍効果で味が染み込む
冷凍の過程で肉の繊維が壊れ、やわらかく味も染み込みやすくなる。フォークで穴を開けたりしなくても、おいしい。
調味料の効果でジューシーに
下味冷凍の際は、砂糖や酒を入れるレシピが多数。砂糖や酒には保水効果があるので、肉がジューシーに仕上がる。
調理の際は半解凍状態で
半解凍状態で調理すれば、解凍時のドリップを防げるため、味の完成度がさらにアップ。ぜひ覚えておこう。
下ごしらえ冷凍も便利!
揚げ物や餃子などを、揚げたり焼いたりする直前まで準備して冷凍しておく、下ごしらえ冷凍もおすすめ。下味冷凍と同様、出来たてを時短で食べられる。
めかじきやさわら、たらでも相性よし
ぶりの照り焼き
水を足して調理すれば煮魚にもできる!
◆材料(2人分)
冷凍保存期間(目安) 1ヶ月
ぶり(切り身)……2切れ
A
・酒……大さじ3
・みりん……大さじ2
・しょうゆ……大さじ1と1/2
・しょうが(うす切り)……4枚
◆冷凍方法
1 ぶりの表面の水分をペーパータオルで拭く。
2 冷凍用保存袋でAを合わせ、1を入れてよく絡める。空気を抜くように袋の口を閉じ、金属製のバットにのせ、急速冷凍する。
これで冷凍庫にイン!
【下味冷凍なら臭みが出ず、身もしっとり仕上がる】
魚の冷凍は「臭みが出る」「身がパサつく」などネガティブなイメージを持つ人が多いはず。でも切り身を調味料に漬けて下味冷凍すれば、臭みが出ず身もしっとり、さらに調理も簡単に。照り焼き用の下味冷凍はぶり以外に、めかじきやさわら、たらなどとも相性よし。
◆調理方法
1 冷蔵庫でひと晩自然解凍。ぶりにたれがついたままだと焦げやすいために、ペーパータオルでたれを拭く。保存袋に残ったたれは取っておく。解凍はたれが拭き取れる程度でOK。
2 フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、1を入れて焦げないように弱火で両面を焼く。保存袋のたれをフライパンに注ぎ、砂糖小さじ1を加え混ぜる。たれは必ず加熱する。
3 たれがふつふつと沸いて透明感が出たら、ぶりに絡める。
レシピを参考にするときは
・電子レンジの加熱時間、冷蔵庫での解凍時間は目安です。機種や食材の状況によって差が出る場合がありますので様子を見ながら行ってください。
・冷凍保存期間は目安です。まな板や包丁など調理器具の衛生状態や食材の状態、冷凍庫の開け閉めの頻度等、ご家庭の保存状態や季節などにより異なる場合があります。食べる前によくご確認ください。
監修=株式会社ニチレイフーズ/『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です!』