片手でつまめるおもてなしメニュー! ワイワイ食べたい「具だくさんいなり」5選
厳しい寒さの冬も過ぎ、いよいよお祝いシーズンが到来。自宅に人を招いておもてなしする機会も増えるのではないでしょうか。そこで今回は、大勢で食べるのにもってこいの“具だくさんいなり”の作り方をご紹介していきます。食べごたえがあり、豪華な見た目なのでお弁当に入れるのもおすすめですよ。
うな玉いなり
【材料・4本分】
すし飯(20個分)(昆布[5cm] 1枚、米 3合、合わせ酢[酢 大さじ4、砂糖 大さじ3、塩 大さじ1/2]、うな玉いなり(うなぎのかば焼き[たれつき] 1/2串[約80g]、卵液[卵 1個、砂糖 小さじ1、片栗粉 小さじ1/4、塩 少々、水 小さじ1/2]、油揚げ 2枚、すし飯[でき上がり分より使う] 茶碗2杯半分[約320g]、煮汁[だし汁 3/4カップ、砂糖 大さじ1、しょうゆ 小さじ2、みりん 小さじ1]、粉ざんしょう 少々、サラダ油)
【下ごしらえ】
1. ジューシーお揚げを作る。まな板に油揚げを1枚ずつのせて、菜箸を押さえつけるように転がし、長さを半分に切って中を開き、袋状にする。鍋に湯を沸かし、油揚げを入れて途中一度返し、30秒~1分ゆでて油抜きをする。ざるにあけて広げ、水けをきる。
2. 鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら1を加える。木の落としぶたか、鍋よりひと回り小さい鍋のふたをのせ、強めの中火で7~8分煮て上下を返す。さらに7~8分、ほとんど汁けがなくなるまで煮て火を止め、さます。
●このレシピのジューシーお揚げは作りやすい分量です。軽く汁けをきって保存袋に入れ、冷凍庫で2週間保存できるので、時間があるときにたっぷり作っておいても。
3. すし飯を作る。米は洗って水をきり、炊飯器に入れ、すし飯の目盛りまで水を注ぎ昆布も入れて炊く。炊き上がったら昆布を除き、内釜ごと返してご飯を飯台かボウルにあけ、合わせ酢を回しかける。しゃもじで切るように、全体に合わせ酢がまわるまで混ぜ、うちわなどであおいでさます。
【作り方】
1. うなぎのかば焼きは縦半分に切り、横1cm幅に切る。耐熱皿に並べ、添付のたれ小さじ1をかけてラップをかけ、電子レンジで約30秒加熱する。
2. フライパンに油少々を熱し、卵液の材料を混ぜて流し入れて広げ、表面が固まったら返して両面をさっと焼き、細切りにする。
3. すし飯を4等分(1個約80g)にして、棒状に軽くまとめる。縦半分に切った油揚げに詰めて中で軽く広げる。1と2をのせて粉ざんしょうをかけ、半分に切る。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
(1切れ分142Kcal、塩分0.9g)
具材のうなぎと錦糸卵があらわになった、華やかないなり寿司です。油揚げを縦半分に切ってから、すし飯を端から詰めていきましょう。油揚げの内側をすし飯に押しつけるように詰めると、油揚げがくっつきやすくなるはず。
いり卵とでんぶいなり
煮汁をすったほんのり甘いお揚げが格別な味わい。すし飯には淡いピンク色の桜でんぶと黄色いいり卵が混ざっていて、鮮やかな彩りを楽しめます。
華やかいなりずし
ぷりっとしたゆでエビの食感がたまらない一品です。油揚げの煮汁を絞りすぎないことがジューシーに仕上げるポイント。
たこ焼き風いなり
スナック感覚でつまめる、ユニークでお手軽ないなり寿司。たこ焼きのようにソースをかけていただきます。
三つ葉とゆずいなり
いなり寿司にすりおろしたゆずの皮を散らし、風味をプラスしています。具材を見せたい時は、油揚げの縁を内側に折り込みましょう。
いなりずしを作る時は、油揚げの油抜きを丹念にすると味がよくしみこんでワンランク上の仕上がりに。具材を用意したら油揚げに包むだけなので、子どもにお手伝いを頼んでみてもいいかもしれませんね。親子でチャレンジして、ちょっとしたイベント気分を味わってみてはいかがでしょうか?
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