花形切り

[ハナガタギリ]
にんじんを花形切りにする

飾り切りの名称の一つで、主に、にんじんや大根などを花の形に切ること。梅や桜、ききょうなど、季節に応じた花の形に作ることが多く、椀ものや煮ものの飾りや、あしらいなどに使われる。皮をむいたにんじんや大根を、7〜8mm厚さの輪切りにし、これを花形の抜き型で抜いて作る。抜き型がないときは、包丁を使って作ることもできる。材料を5〜6cm長さに切ったら、側面に等間隔で縦に深さ3mmほどの切り目を入れ、切り目と切り目のまん中から、切り目に向かって、丸みをつけるよう包丁を入れ切り取り、さらに、上下を入れ替えて、同様に丸みをつけるよう包丁を入れ切り取り、切り口が、花びらの形になるようにしていく。花びらの形ができたら、用途に応じた厚さに切る。梅の花の形にしたあと、さらに花びらが立体的になるように切り込みを入れたものを「ねじ梅」という。「ねじ梅」のほか、花形切りの中には、「梅にんじん」「花れんこん」「菊花かぶ(菊花切り)」など、個別に名称がついているものもある。

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