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これでパサつかない! 魚の冷凍は余分な水分を拭くのがカギ【冷凍保存パーフェクトガイド(4)】
知って得する! びっくり冷凍メモ
その1
冷凍でうまみも栄養価もアップする!
冷凍することで、栄養価が上がる食品もあります。
しじみは肝機能を助けるオルニチンが増加。きのこは血液をサラサラにするといわれるグアニル酸が増加します。さらに冷凍によって繊維がくずれるため、だしが出やすくなるといううれしい効果もあります。
しじみ

しじみは砂抜きしたあとに冷凍用保存容器に入れ、かぶるくらいの水を入れてふたをして冷凍。水につけることで乾燥や酸化を防ぐ。解凍するときは氷ごと鍋に入れて加熱。
*凍るのに時間がかかるため丸2日以上は冷凍する。
きのこミックス

好みのきのこを同じくらいのサイズにほぐし、袋に入れて混ぜたら、空気を抜いて、なるべく平らに広げて冷凍。凍ったまま炒めものや煮ものに使う。
ちなみに、どちらも「加熱解凍」がおすすめですよ!
その2
冷凍による食感チェンジで食べごたえがアップ!
冷凍で食感が変わってしまう食品は、かつては「冷凍できない食品」といわれていましたが、最近では「新食感が楽しめる」と注目されています。
豆腐は弾力が出て肉のような食感に。卵は黄身がとろりと固まり濃厚に。こんにゃくはしっかりした歯ごたえに。買いおきしたときはすぐ冷凍して、新しいおいしさを楽しんでみて。
こんにゃく

水けをきり、薄切りにして袋に入れて冷凍。解凍後は、炒めものや煮ものに入れてコリコリ食感を楽しんで。
*アク抜きが必要なこんにゃくの場合は、ゆでてから冷凍する。
卵

1つずつラップでふんわりと包み、袋に入れて冷凍。解凍しても黄身は半熟卵のように固まっているので、黄身だけめんつゆなどに漬けておつまみにも。
*凍るのに時間がかかるため丸1日以上は冷凍する。膨張により殻にひびが入るが問題はない。
豆腐

水きりして8等分に切り、袋に入れて冷凍。解凍後は肉のような食感を生かし、ステーキやから揚げにしても。
いずれも、袋のまま食品に流水を当てる「流水解凍」がおすすめです。
* * *
今まで、冷凍切り身においしさを求めちゃいけない...なんてあきらめかけていましたが、こうすればおいしく食べられるんですね。卵や豆腐が冷凍できるのも驚きです!
次回は、たらこにバターにピザ用チーズ...いつもちょっとだけ余らせがちな「あの食材」を賢く冷凍しちゃいます!
<レタスクラブ21年2月号より>
監修/西川剛史 撮影/安井真喜子 コーディネイト/中村弘子 編集協力/田久晶子
【レタスクラブ編集部】
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