骨つきもも肉で、お値段以上の存在感! 肉料理名人が教える「皮パリローストチキン」

何かとイベントごとの多い12月。 ハレの日のごはんに、盛り上がるのはやっぱり肉料理! コスパのいい肉を使った厳選メニューを、肉料理名人の料理研究家・市瀬悦子さんに教わりました。
「お安い肉で冬のごちそう」今回は「皮パリローストチキン」。存在感のある骨つき肉は、クリスマスディナーにぴったり。 大皿に盛り合わせればムード満点ですよ!
* * *
皮パリローストチキン
骨つき肉なら、お値段以上の存在感でレストラン級のごちそうに!
[ 材料・2人分 ]*1人分401kcal/塩分2.5g
・とりもも骨つき肉 ...2本 (約600g)
・下味
∟塩 ...小さじ2/3
∟粗びき黒こしょう ...少々
・おろしにんにく ...1/3片分
・ベビーリーフ ...適量
・ミニトマト (四つ割りにする) ...適量
・オリーブ油
[ 作り方 ]
1. 切り目を入れて、火通りも身離れも◎
とり肉は身の面から骨に沿って、皮目ギリギリまで両側に深く切り目を入れる。下味を両面にすり込み、にんにくは身の面にすり込む。バットに入れてラップをかけ、室温に約30分おく。

【編集部より】早めに準備することで節約にも◎
骨つき肉は年末が近づくほど高くなる傾向が…。早めに買って冷凍しておけば節約につながりますよ。また、焼く前にはとり肉を室温に戻すことをお忘れなく!
2. 冷たいフライパンに入れて焼けば「皮パリ」に
フライパンにオリーブ油小さじ1をペーパータオルでぬり広げる。肉の皮をのばし広げ、皮目を下にして並べる。弱めの中火にかけ、時々トングで押さえ、出てきた脂を拭きながら約12分焼く。

脂を拭き取ると皮がさらにパリッとし、臭みも取れます。

【編集部より】皮からにじみ出てくる脂でパリパリに!
お店のような「皮パリ」のチキンソテーを作りたくても、焼き方がうまくいかず焦がしてしまった経験はありませんか?冷たいフライパンからじっくり焼くと、とり肉の皮から脂がにじみ出てきます。その脂で揚げ焼きにすることで、皮がパリパリになりますよ。
3. 蒸し焼きで身はジューシー!
肉の上下を返して弱火にし、ふたをして約5分蒸し焼きにする。ふたを取り、出てきた脂を拭いて、再び肉の上下を返して強めの中火にし、さらに皮がパリッとするまで約3分焼く。器に盛ってベビーリーフを添え、ミニトマトを散らす。

【映え盛りテク】
とりもも骨つき肉は立てるように2本を重ね、大皿に盛り合わせるとボリューム満点に。緑のベビーリーフ&真っ赤なミニトマトでクリスマス気分を盛り上げて!
* * *
いつものとりもも肉を骨つきにするだけで、一気にごちそう感がアップ!シンプルに塩、こしょうとにんにくをきかせたレシピですが、もしあれば、ローズマリーやローリエ、タイムなど、あるハーブをのせて焼き、風味を移すのも◎。今年のクリスマスチキンはぜひ、こちらのレシピをお試しくださいね!
調理/市瀬悦子 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt 編集部コメント取材/松田支信
【レタスクラブ編集部】
Information
市瀬悦子さん
料理研究家。雑誌、テレビ、企業のメニュー開発などで活躍中。おいしくて、誰にでも作りやすい華やかなレシピで人気。肉料理に関する著書多数。
<レタスクラブ22年12月増刊号より>
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