食べなきゃ損! おいしくてヘルシーなナンバー1地鶏「阿波尾鶏」【ジューシー鶏レシピつき】

#食   
骨付き鶏は、阿波尾鶏の人気の調理法の一つ

踊らにゃ損々のフレーズで知られる「阿波踊り」。言わずと知れた徳島県の夏の風物詩ですが、徳島県にはもう一つの「あわおどり」があります。それが大人気の地鶏・阿波尾鶏です。約30年前に販売が開始され、いまでは地鶏のトップブランドとして知られています。比内地鶏や名古屋コーチンなど全国には他にも有名な地鶏がありますが、地鶏の生産量ナンバー1はこの阿波尾鶏!スーパーや飲食店で目にする機会もあるので、食べたことがある方も多いかもしれません。

そもそも普通の鶏肉と何が違うの?

地鶏肉とは、古くから日本で飼われている「在来種」の血を半分以上継いでおり、日本農林規格(JAS)に基づいて生産された鶏肉のこと。一般的な鶏(ブロイラー)よりも飼育期間が80 日以上と長く、徳島県の自然に恵まれた環境で、広い鶏舎を元気に動き回りながら丹念に育てられているので鶏肉本来の旨みとコク、適度な歯ごたえが味わえるんです。

赤味がやや強いのも特徴



阿波尾鶏はおいしいだけじゃなく低脂肪

阿波尾鶏にはアスパラギン酸、グルタミン酸などの旨み成分が含まれています

そもそも鶏肉は高たんぱく・低脂質なイメージの食材。ダイエットや筋トレをしている人の強い味方ですよね。もも肉100gの脂肪量を比較すると、一般的な鶏が7.5gなのに対し、阿波尾鶏は6.6と歴然とした差があるそうです(調査:徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課)。
さらに、阿波尾鶏の旨みの理由は、イノシン酸などの旨み成分が多く含まれているから、おいしくて低脂肪なんで最高ですよね!


鶏肉のおいしさをダイレクトに味わえるレシピ3選

阿波尾鶏のよさを最大限に感じることができるのが、もも肉。旨みと食感のバランスが抜群なうえ、皮の部分の甘みも魅力的です。
今回は、阿波尾鶏のもも肉のポテンシャルをぐーんと引き出せるレシピをご紹介します。

【ジューシー鶏レシピ 1 】基本のチキンソテー

ていねいな下ごしらえがポイント「基本のチキンソテー」

皮はパリパリ、中は肉汁たっぷりジューシー。阿波尾鶏が持つ本来の旨みを堪能するなら、お塩とこしょうだけのシンプルな味付けが◎。


基本のチキンソテー
材料(2人分)
とりもも肉…小2枚(約400g)
・塩、こしょう、サラダ油

作り方
1.身の間や身と皮の間にある脂を、指で開きながら包丁の刃先で丁寧に取る。このとき、なるべく身は切らないように注意する。脂が取れたら、筋が集まっているところに1〜2cm間隔で切り目を入れ、焼き縮みを防ぐ。さらに身の厚い部分にも切り目を入れ、均一に火が通るようにする。

身の間や身と皮の間にある脂を、指で開きながら包丁の刃先で丁寧に取る

2.まな板に塩、こしょう各少々をふってから、とり肉の皮目を上にして置く。手で軽く押してから、さらに皮目にも塩、こしょう各少々をふる。塩の量は1枚につき小さじ1/4を目安にし、皮目6:身4の割合でふる。10〜15分そのままおき、水分が出てきたらペーパータオルで押さえる。

水分が出てきたらペーパータオルで押さえる

3.フライパンを熱し、油少々を入れてなじませ、皮目を下にして並べ入れる。身の厚いところをトングで軽く押さえながら、強めの中火で約5分、こんがりと焼き色がつき、周囲や身の薄い部分が白っぽくなるまで焼く。皮目を最初にしっかり焼き固め、パリッとさせる。

フライパンを熱し、油少々を入れてなじませ、皮目を下にして並べ入れる

4.フライパンのあいているところは温度が高いので、とり肉の上下を返してその場所に置く。水15〜20mlを加え、弱めの中火で3〜4分、3と同様にトングで軽く押さえながら焼く。水分が蒸発して肉に入り、しっとりする。身のほうは焼き色がつかなくてもよく、色が変わればOK。

水15〜20mlを加え、弱めの中火で3〜4分焼く

5.●シンプルに食べるなら
肉を焼いたあとのフライパンには、おいしい肉汁が残っているのでソースに。水大さじ2を加えて加熱し、木べらでフライパンについた肉のうまみをこそげ、塩、こしょう各少々で調味してふつふつしたらソースの完成。チキンソテーの皮のパリパリ感を生かすため、とり肉の上にはかけず、周囲から回しかけて。クレソン、ミニトマト、レモンのくし形切りを添え、彩りよく。
※409kcal

【ジューシー鶏レシピ 2 】山賊焼き

さくっとジューシーな「山賊焼き」

下味につけ込んだ大判の一枚肉をカラリと揚げて、豪快に切り分ける山賊焼き。付け合わせのキャベツとの相性も抜群です。


【ジューシー鶏レシピ 3 】カリカリチキンソテーのレモンバターソース

レモンを使ったソースでさっぱり「カリカリチキンソテーのレモンバターソース」

ジューシーなお肉と、後味さっぱりのソースが相性ばっちりな一品。見た目はボリューム満点ですが、身のしまったお肉はヘルシーなのでペロリと食べ切れちゃいます!


徳島の豊かな風土が育てた阿波尾鶏。かめばかむほど地鶏らしい旨みと甘みが染み出てくるお肉は、一度食べたら虜になりそう。コンビニとのコラボ商品や、加工品などもあるので、見かけたらぜひゲットしてみてくださいね。


文=山上由利子

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