笠原将弘さん直伝!短時間でしっかり味がつく「とり肉と里いもの煮っころがし」

煮からめるから煮汁のうまみがダイレクト!「とり肉と里いもの煮っころがし」【笠原将弘さんの極上煮もの】

たんぱく質の元になる肉や魚と、ビタミン豊富な野菜を一緒にとれる煮ものは頼りになるおかず。でも、「味がしみこむまでに時間がかかる」というのが、多くの方のお悩みです。そこで、予約の取れない人気和食店「賛否両論」の笠原さんに、時間をかけずにしっかり味がつく煮ものの作り方を教えてもらいました。コツは「煮からめる」ことです!

【画像で確認】黄金比の煮汁で作れば煮ものの定番も激ウマ「筑前煮」
笠原将弘さん

教えてくれたのは…
笠原将弘さん
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。お店の料理を惜しみなく公開した、創業20周年記念レシピ本『賛否両論 味の世界』(KADOKAWA)が大好評発売中。

とり肉と里いもの煮っころがし

ジューシーなとり肉とほっくり里いもに煮汁をしっかりからませて

とり肉と里いもの煮っころがし

【材料・2~3人分】*1人分260kcal/塩分1.9g
とりもも肉・・・ 1枚(約250g)
・里いも ・・・6個(約400g)
絹さや・・・ 5本
■煮汁
 └だし汁・・・ 1と1/2カップ
 └しょうゆ、みりん、砂糖・・・ 各大さじ1と1/2


【作り方】
1.里いもは大きければ食べやすい大きさに切って塩でもみ洗いする。鍋に入れ、水をひたるくらいに注いで中火にかける。沸いたら弱火にして4~5分下ゆでし、ざるにあけて水洗いしてぬめりを落とす。

2.とり肉は小さめの一口大に切る。

3.フライパンに12と、煮汁の材料を入れ、中火にかける。煮立ったら弱めの中火にしてアルミホイルを落としぶたにして約10 分煮る。

4.アルミホイルを取り、絹さやを加えて中火にし、フライパンを揺すりながら煮汁をからめるように2~3分煮る。絹さやをいったん取り出す。

5.全体を混ぜながら煮て、煮汁がからまったら器に盛り、絹さやをのせる。

フライパンを揺すりながら煮汁をからめるように煮る。


* * *

しみこませるというより、煮汁を材料にまとわせるようなイメージです。こうすると舌に味がはっきりと感じられて、おいしく仕上がります。この裏ワザ、ぜひほかの煮ものにも応用してみてくださいね!

レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/赤澤かおり 


文=高梨奈々

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